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特許情報 概要説明
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特許番号 発明の名称 概  要
6057203 葉酸高含有酵母の製造方法、葉酸高含有酵母、葉酸高含有酵母破砕物、及び食品 【概要】
葉酸高含有酵母を効率良く簡単に低コストで製造可能な葉酸高含有酵母の製造方法の提供、及び葉酸を高含有する葉酸高含有酵母、及び葉酸高含有酵母破砕物、並びに、葉酸を効率良く生体内に摂取及び吸収することができ、安全性の高い各種食品の提供。
【請求項1】
メチオニンを0.2質量%〜0.6質量%含み、かつ、パラアミノ安息香酸(pABA)を0.0002質量%〜0.0004質量%含む培養液中で酵母を培養することを特徴とする葉酸高含有酵母の製造方法。
【請求項2】
酵母が清酒酵母である請求項1に記載の葉酸高含有酵母の製造方法。
【請求項3】
清酒酵母がきょうかい酵母6号、601号、7号、701号、8号、9号、901号、11号、12号、13号、14号、15号、及び1701号の少なくともいずれかである請求項2に記載の葉酸高含有酵母の製造方法。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載の製造方法によって製造されたことを特徴とする葉酸高含有酵母。
【請求項5】
菌体における葉酸含有量が乾燥菌体1g当たり少なくとも160μgであることを特徴とする葉酸高含有酵母。
【請求項6】
酵母が清酒酵母である請求項4から5のいずれかに記載の葉酸高含有酵母。
【請求項7】
清酒酵母がきょうかい酵母6号、601号、7号、701号、8号、9号、901号、11号、12号、13号、14号、15号、及び1701号の少なくともいずれかである請求項6に記載の葉酸高含有酵母。
【請求項8】
請求項4から7のいずれかに記載の葉酸高含有酵母の破砕物を少なくとも含むことを特徴とする葉酸高含有酵母破砕物。
【請求項9】
請求項4から7のいずれかに記載の葉酸高含有酵母を少なくとも含むことを特徴とする食品。
【請求項10】
請求項8に記載の葉酸高含有酵母破砕物を少なくとも含むことを特徴とする食品。
6049015 HEMF高含有発酵食品の製造法 【概要】
酵母におけるHEMF生成関連遺伝子を明らかにし、HEMF高生産微生物の育種に対する新規かつ有用な製法を与えるのと共に、通常の発酵食品の製造工程と大きく変わらない方法で、簡便にHEMFの含有量を増加せしめることが可能となるようなHEMFの製造法及びHEMF高含有発酵食品の製造方法を確立する。
【請求項1】
ADH1遺伝子の機能を欠損した酵母を用いることを特徴とするHEMFの製造法。
【請求項2】
酵母がサッカロマイセス・セレビシエ又はチゴサッカロマイセス・ルキシーである請求項1記載の製造法。
【請求項3】
酵母がサッカロマイセス・セレビシエであり、ADH1遺伝子が、配列番号8で示される塩基配列を含む遺伝子である請求項1に記載のHEMFの製造法。
【請求項4】
酵母がチゴサッカロマイセス・ルキシーであり、ADH1遺伝子が配列番号21で示される塩基配列を含む遺伝子である請求項1に記載のHEMFの製造法。
【請求項5】
酵母が、さらに配列番号22で示される塩基配列を含む遺伝子の機能を欠損した請求項4に記載のHEMFの製造法。
【請求項6】
発酵食品製造工程の発酵開始時〜発酵中期に、ADH1遺伝子の機能を欠損した酵母を添加することを特徴とするHEMF高含有発酵食品の製造法。
【請求項7】
酵母がサッカロマイセス・セレビシエ又はチゴサッカロマイセス・ルキシーである請求項6に記載の製造法。
【請求項8】
さらにメイラード反応物を添加する請求項6又は7に記載の製造法。
【請求項9】
発酵食品が、醤油、味噌、醸造酒又は酢から成る群より選ばれる請求項6〜8のいずれかに記載の製造法。
5995218 ソルビトール誘導性プロモーター 【概要】
発現誘導/非誘導時の全遺伝子発現への影響が少なく、なおかつ非誘導時の導入遺伝子の発現をほぼ完全に抑制可能な発現制御系を構築できるプロモーターを提供すること。
【請求項1】
下記(a)〜(d)のいずれかのDNAからなるソルビトール誘導性プロモーター。
(a) 配列番号1に示される塩基配列からなるDNA。
(b) 配列番号1に示される塩基配列中の連続する740塩基以上の部分領域からなり、かつ、第669番〜第1408番塩基の領域を含むDNA。
(c) 配列番号3に示される塩基配列からなるDNA。
(d) (a)〜(c)のいずれかのDNAと90%以上の同一性を有する塩基配列からなり、かつ、ソルビトール存在下で遺伝子発現を誘導するプロモーター活性を有するDNA。
【請求項2】
前記(d)のDNAが、前記(a)〜(c)のいずれかのDNAと95%以上の同一性を有する塩基配列からなる請求項1記載のプロモーター。
【請求項3】
前記(d)のDNAが、前記(a)〜(c)のいずれかのDNAにおいて1個若しくは数個の塩基が置換、欠失又は挿入された塩基配列からなる請求項1記載のプロモーター。
【請求項4】
前記(a)〜(c)のいずれかのDNAからなる請求項1記載のプロモーター。
【請求項5】
炭素源としてグルコースのみが存在する条件下では遺伝子発現を実質的に誘導しないことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のプロモーター。
【請求項6】
請求項1ないし5のいずれか1項に記載のプロモーターを含む組換えベクター。
【請求項7】
前記プロモーターに機能的に連結された、所望のRNAをコードするDNAをさらに含む請求項6記載の組換えベクター。
【請求項8】
請求項7記載の組換えベクターで形質転換された糸状菌。
【請求項9】
麹菌である請求項8記載の糸状菌。
5924648 PCR法を介した核酸増幅方法 【概要】
PCR法によるDNAの増幅反応において、特定のDNAの増幅を抑制し、それ以外のDNAの増幅効率を向上させるPCR法である。具体的な使用例として、微生物群集構造解析を行う際に、主要な微生物の検出を低く抑えることで、それ以外の微生物を高感度に検出することが可能となる。
【請求項1】
DNA(A)を含む2種以上のDNAを含有する試料と該DNA(A)に対し相同な塩基配列を有する二本鎖RNAとを混合し、熱変性してハイブリダイズさせた後、前記DNA(A)以外のDNAと前記RNAとのハイブリダイゼーションが解離し、かつ、前記DNA(A)と前記RNAとのハイブリダイゼーションが維持できる温度を保持してから、該解離したDNAを増幅することを特徴とする、DNA増幅方法。
【請求項2】
二本鎖RNAが、Small−SubUnit rRNA又はLarge−SubUnit rRNA遺伝子の配列を有するユニバーサルプライマーを用いて得られたPCR産物をテンプレートとして得られたものであることを特徴とする、請求項1記載のDNA増幅方法。
【請求項3】
請求項1記載のDNA増幅方法を用いて試料中の遺伝子多型を検出する、一塩基多型の検出方法。
【請求項4】
請求項1又は2記載のDNA増幅方法を用いて試料中の微生物由来DNAを検出する、微生物叢の解析方法。
【請求項5】
請求項1又は2記載のDNA増幅方法を用いる、試料に含まれる低含有のDNA断片の増幅効率を向上させる方法。
5907521 原水の産出地判定方法および原水の産出地判定システム 【概要】
醸造酒、混成酒の生産に用いた原水のδ18Oを正確かつ効率的に算出することができる原水の産出地判定方法、原水の産出地判定システムを提供すること。
醸造酒等の生産に用いられた原水の産出地判定システムであって、検定対象の醸造酒等のδ18Oが入力される入力部と、前記入力された検定対象の醸造酒等のδ18Oを、前記検定対象の醸造酒等の生産に用いた原水のδ18Oに補正する演算部とを備え、前記演算部は、特定された産出地の原水のδ18Oと前記特定された産出地の原水で生産された醸造酒等のδ18Oとから算出された、前記特定の産出地の原水により醸造酒等を生産した場合のδ18Oの変化量に基づいて、前記検定対象の醸造酒等のδ18Oを前記検定対象の醸造酒等の生産に用いた原水のδ18Oに補正するように構成されていることを特徴とする。
【請求項1】
醸造酒、混成酒の生産に用いられた原水の産出地判定方法であって、特定した産出地の原水のδ18Oと、前記特定した産出地の原水で生産された醸造酒、混成酒のδ18Oとを測定し、前記測定した原水のδ18Oと前記測定した醸造酒、混成酒のδ18Oに基づいて、前記原水から醸造酒、混成酒を生産した場合のδ18Oの変化量を算出し、検定対象の醸造酒、混成酒のδ18Oを測定し、前記原水から醸造酒、混成酒を生産した場合のδ18Oの変化量に基づいて、前記測定された検定対象の醸造酒、混成酒のδ18Oを前記検定対象の醸造酒、混成酒の生産に用いた原水のδ18Oに補正し、前記検定対象の醸造酒、混成酒の補正後のδ18Oと、予め設定された複数の産出地の原水のδ18Oとを対比することにより、前記検定対象の醸造酒、混成酒の原水の産出地を判定することを特徴とする原水の産出地判定方法。
【請求項2】
醸造酒、混成酒の生産に用いられた原水の産出地判定方法であって、特定した産出地の原水のδ18Oと、前記特定した産出地の原水で生産された醸造酒、混成酒のδ18Oとを測定し、前記測定した原水のδ18Oと前記測定した醸造酒、混成酒のδ18Oに基づいて、前記原水から醸造酒、混成酒を生産した場合のδ18Oの変化量を算出し、検定対象の醸造酒、混成酒のδ18Oを測定し、前記原水から醸造酒、混成酒を生産した場合のδ18Oの変化量に基づいて、前記測定された検定対象の醸造酒、混成酒のδ18Oを前記検定対象の醸造酒、混成酒の生産に用いた原水のδ18Oに補正し、前記検定対象の醸造酒、混成酒の補正後のδ18Oと、前記特定した産出地の原水のδ18Oとを対比することにより、前記検定対象の醸造酒、混成酒が前記特定された産出地の水で生産されたかどうかを判定することを特徴とする原水の産出地判定方法。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の原水の産出地判定方法であって、前記δ18Oとともに、δDを用いて判定することを特徴とする原水の産出地判定方法。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1項に記載の原水の産出地判定方法であって、前記検定対象が清酒であることを特徴とする原水の産出地判定方法。
【請求項5】
醸造酒、混成酒の生産に用いられた原水の産出地判定システムであって、検定対象の醸造酒、混成酒のδ18Oが入力される入力部と、前記入力された検定対象の醸造酒、混成酒のδ18Oを、前記検定対象の醸造酒、混成酒の生産に用いた原水のδ18Oに補正する演算部と、を備え、前記演算部は、特定された産出地の原水のδ18Oと前記特定された産出地の原水で生産された醸造酒、混成酒のδ18Oとから算出された、前記特定の産出地の原水により醸造酒、混成酒を生産した場合のδ18Oの変化量に基づいて、前記検定対象の醸造酒、混成酒のδ18Oを前記検定対象の醸造酒、混成酒の生産に用いた原水のδ18Oに補正し、前記検定対象の醸造酒、混成酒の補正されたδ18Oと、予め設定された複数の産出地の原水のδ18Oとを比較することにより、前記醸造酒、混成酒を生産した原水の産出地を判定するように構成されていることを特徴とする原水の産出地判定システム。
【請求項6】
醸造酒、混成酒の生産に用いられた原水の産出地判定システムであって、検定対象の醸造酒、混成酒のδ18Oが入力される入力部と、前記入力された検定対象の醸造酒、混成酒のδ18Oを、前記検定対象の醸造酒、混成酒の生産に用いた原水のδ18Oに補正する演算部と、を備え、前記演算部は、特定された産出地の原水のδ18Oと前記特定された産出地の原水で生産された醸造酒、混成酒のδ18Oとから算出された、前記特定の産出地の原水により醸造酒、混成酒を生産した場合のδ18Oの変化量に基づいて、前記検定対象の醸造酒、混成酒のδ18Oを前記検定対象の醸造酒、混成酒の生産に用いた原水のδ18Oに補正し、前記検定対象の醸造酒、混成酒の補正されたδ18Oと、前記特定された産出地の原水のδ18Oとを比較することにより、前記検定対象の醸造酒、混成酒が前記特定された産出地の原水で生産されたかどうかを判定するように構成されていることを特徴とする原水の産出地判定システム。
【請求項7】
請求項5又は6に記載の原水の産出地判定システムであって、前記δ18Oとともに、δDを用いて判定することを特徴とする原水の産出地判定システム。
【請求項8】
 請求項5〜7のいずれか1項に記載の原水の産出地判定システムであって、前記検定対象が清酒であることを特徴とする原水の産出地判定システム。
5846476 微生物のコウジ酸生産性を向上させる方法 【概要】
我々は、麹菌の染色体の修飾制御遺伝子の改変、もしくは、阻害剤によりコウジ酸の生産性を100倍以上に向上させる技術を発明した。我々は、麹菌の麹酸生産がHst4, Hos2, Spt3により抑制されていること、これらの遺伝子のどれか一つを破壊、もしくは、阻害剤等で機能を阻害することにより格段にコウジ酸の生産性が上昇することを明らかとし、麹菌の遺伝子破壊、培養、コウジ酸の回収を含む特許を取得した。
【請求項1】
コウジ酸生産能を有する麹菌において、Hst4遺伝子、Hos2遺伝子及びSpt3遺伝子から成る群より選択される少なくとも1つの遺伝子を破壊する工程を含む、麹菌のコウジ酸生産性を向上させる方法。
【請求項2】
Hst4遺伝子、Hos2遺伝子及びSpt3遺伝子並びにこれらにコードされるタンパク質から成る群より選択される少なくとも1つの機能を阻害することによりコウジ酸の生産性が向上された麹菌を培養し、該麹菌が生産したコウジ酸を回収することを含む、コウジ酸の製造方法。
【請求項3】
コウジ酸の生産性が向上された麹菌は、Hst4遺伝子、Hos2遺伝子及びSpt3遺伝子から成る群より選択される少なくとも1つの遺伝子が破壊された麹菌である、請求項2記載の方法。
【請求項4】
コウジ酸の生産性が向上された麹菌は、HST4、HOS2及びSPT3から成る群より選択される少なくとも1つのタンパク質の阻害剤で処理された麹菌である、請求項2記載の方法。
【請求項5】
前記阻害剤が、サーチュイン阻害剤及び古典的ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤から成る群より選択される少なくとも1つである請求項4記載の方法。
【請求項6】
前記サーチュイン阻害剤が、ニコチンアミド及び2-アニリノベンズアミドから成る群より選択される少なくとも1種であり、前記古典的ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤が、HC毒素、トリコスタチンA及びn-酪酸から成る群より選択される少なくとも1種である請求項5記載の方法。
【請求項7】
麹菌において、遺伝的な改変により、Hst4遺伝子、Hos2遺伝子及びSpt3遺伝子から成る群より選択される少なくとも1つの遺伝子の機能を阻害することを含む、コウジ酸生産性の高い麹菌の製造方法。
【請求項8】
前記少なくとも1つの遺伝子を破壊することを含む請求項7記載の方法。
【請求項9】
コウジ酸生産能を有する麹菌をジェノトキシンで処理し、ジェノトキシン感受性が高い菌株を選抜することを含む、コウジ酸生産性の高い麹菌の育種方法。
【請求項10】
変異原処理した麹菌をジェノトキシンで処理する請求項9記載の方法。
【請求項11】
前記ジェノトキシンが、トポイソメラーゼ阻害剤又はDNAアルキル化剤である請求項9又は10記載の方法。
【請求項12】
配列番号3に示す塩基配列中の1nt-2000ntの領域内の連続する30塩基以上の領域と95%以上の配列同一性を有する領域からなる第1の相同領域と、配列番号3に示す塩基配列中の3785nt-5142ntの領域内の連続する30塩基以上の領域と95%以上の配列同一性を有する領域からなる第2の相同領域とを含み、正常なHst4遺伝子を含まないDNA断片を、コウジ酸生産能を有する麹菌の細胞に導入し、該DNA断片と麹菌ゲノムとの間で相同組換えを生じさせることを含む、コウジ酸生産性が向上した麹菌の製造方法。
【請求項13】
配列番号6に示す塩基配列中の1nt-2856ntの領域内の連続する30塩基以上の領域と95%以上の配列同一性を有する領域からなる第1の相同領域と、配列番号6に示す塩基配列中の4318nt-5694ntの領域内の連続する30塩基以上の領域と95%以上の配列同一性を有する領域からなる第2の相同領域とを含み、正常なHos2遺伝子を含まないDNA断片を、コウジ酸生産能を有する麹菌の細胞に導入し、該DNA断片と麹菌ゲノムとの間で相同組換えを生じさせることを含む、コウジ酸生産性が向上した麹菌の製造方法。
【請求項14】
配列番号9に示す塩基配列中の1nt-2000ntの領域内の連続する30塩基以上の領域と95%以上の配列同一性を有する領域からなる第1の相同領域と、配列番号9に示す塩基配列中の4299nt-5594ntの領域内の連続する30塩基以上の領域と95%以上の配列同一性を有する領域からなる第2の相同領域とを含み、正常なSpt3遺伝子を含まないDNA断片を、コウジ酸生産能を有する麹菌の細胞に導入し、該DNA断片と麹菌ゲノムとの間で相同組換えを生じさせることを含む、コウジ酸生産性が向上した麹菌の製造方法。
5828447 エタノールの製造方法 【概要】
定常期移行促進因子をコードする遺伝子が破壊されてなる酵母の遺伝子破壊株を用いたエタノール発酵において、従来より顕著に速い生産速度でエタノールを生産することができる。
【請求項1】
IGO1遺伝子及び/又はIGO2遺伝子が破壊されてなる酵母の遺伝子破壊株を用いた、エタノールの製造方法。
【請求項2】
酵母が、実験室酵母、清酒酵母、ワイン酵母、ビール酵母、焼酎酵母、パン酵母及びバイオエタノール酵母からなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】
実験室酵母がBY4743株である、請求項2に記載の製造方法。
【請求項4】
バイオエタノール酵母がNCYC3233株である、請求項2に記載の製造方法。
【請求項5】
RIM15遺伝子が破壊されてなる実験室酵母BY4743株及び/又はRIM15遺伝子が破壊されてなるバイオエタノール酵母NCYC3233株を用いた、エタノールの製造方法。
【請求項6】
エタノールが清酒又はバイオエタノールである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の製造方法。
5818305 油脂生産能の高い微生物株の選抜方法 【概要】
リポミセス属酵母は大量の菌体外多糖を生産する。この酵母を用いた油脂生産において、この菌体外多糖の生産は、資化した糖類の効率的な油脂生産にとってマイナス効果を示す。従って、菌体外多糖を生産しない酵母は、すなわち糖類を効率的に油脂に変換することが可能である。
【請求項1】
油脂生産能を有するリポミセス属酵母を培養し、細胞外多糖の生産量が少ない株を選抜することを含む、油脂生産能の高いリポミセス属酵母の候補株の選抜方法。
【請求項2】
リポミセス属酵母を変異処理し、次いで細胞外多糖の生産量が少ない株を選抜する請求項1記載の方法。
【請求項3】
請求項1又は2記載の方法により、油脂生産能の高いリポミセス属酵母の候補株を選抜し、選抜された株を増殖させることを含む、油脂生産能の高いリポミセス属酵母株の製造方法。
【請求項4】
請求項1又は2記載の方法を1次スクリーニングとして実施し、さらに2次スクリーニングを実施することを含む、請求項3記載の方法。
5769142 ピヒア属酵母において異種タンパク質を高分泌させる方法 【概要】
アスペルギルス・オリーゼ(Aspergillus  oryzae)由来タカ(Taka)アミラーゼシグナル配列(TAAシグナル配列)の下流に目的とする異種タンパク質遺伝子を配した組換え分泌プラスミドをピヒア・パストリス(Pichia  pastoris)に導入し、得られた形質転換体を培養することにより、目的タンパク質を培地中に高分泌させることができる。
【請求項1】
アスペルギルス・オリーゼ(Aspergillus oryzae)由来タカ(Taka)アミラーゼシグナル配列(TAAシグナル配列)に対応する塩基配列の直下に異種タンパク質に対応する塩基配列を配した組換え分泌プラスミドを使用すること、を特徴とするピヒア・パストリス(Pichia pastoris)において異種タンパク質を高分泌させる方法。
【請求項2】
アスペルギルス・オリーゼ(Aspergillus oryzae)由来タカ(Taka)アミラーゼシグナル配列(TAAシグナル配列)に対応する塩基配列の直下に異種タンパク質に対応する塩基配列を配してなる組換え分泌プラスミドによってピヒア・パストリス(Pichia pastoris)を形質転換してなる形質転換体。
【請求項3】
請求項2に記載の形質転換体を培養し、培養液から異種タンパク質を回収すること、を特徴とする異種タンパク質を製造する方法。
【請求項4】
該異種タンパク質がクリプトコッカス属菌由来のリパーゼ、ボトリティス属菌由来のクチナーゼ、フザリウム属菌由来のクチナーゼ、タカアミラーゼの少なくともひとつであること、を特徴とする請求項3に記載の方法。
5760243 ガラス容器の清酒保存性能評価方法 【概要】
ガラス容器は材質によって清酒の品質変化を促進する場合がある。ガラス容器にMeSHを添加し一定期間保存した後に生成するDMDSもしくはDMTSの濃度を測定することにより、ガラス容器の清酒保存性能を評価することができる。
【請求項1】
ガラス容器に、MeSH(メタンチオール)を添加し、該添加成分および該添加成分由来の生成成分の経時的な濃度変化に基づいて、ガラス容器の清酒保存性能を評価することを特徴とするガラス容器の清酒保存性能評価方法。
【請求項2】
該添加成分由来の生成成分がDMDS(ジメチルジスルフィド)またはDMTS(ジメチルトリスルフィド)の少なくとも何れかであることを特徴とする請求項1記載のガラス容器の清酒保存性能評価方法。
【請求項3】
該濃度変化の測定は、MeSH(メタンチオール)を添加したガラス容器を冷蔵ないし室温で保存開始後、2週間以内に行うことを特徴とする請求項1または2記載のガラス容器の清酒保存性能評価方法。
5757555 新規酸性プロテアーゼ及びその用途 【概要】
担子菌系酵母であるクリプトコッカス属菌 Cryptococcus sp. S-2が生産するアスパラギン酸プロテアーゼを同定し、これを産業上利用可能にする手段を提供する。該プロテアーゼは、公知のプロテアーゼと最大でも37%の相同性しか有さず、微生物由来のアスパラギン酸プロテアーゼよりも哺乳類が胃内に分泌するペプシンに相同性があり、非常に珍しい配列を有している。また、基質特異性もペプシンに類似しており、凝乳酵素として、食品産業等への応用も期待できる。
【請求項1】
以下の(1)〜(3)のいずれかであるポリペプチド
(1) 配列番号4に示すアミノ酸配列から成るポリペプチド
(2) 配列番号4に示すアミノ酸配列と90%以上の同一性を有するアミノ酸配列から成り、酸性プロテアーゼ活性を有するポリペプチド
(3)(1)又は(2)のポリペプチドのアミノ酸配列を含み、酸性プロテアーゼ活性を有するポリペプチド
【請求項2】
配列番号4に示すアミノ酸配列又は該アミノ酸配列を含むアミノ酸配列から成る請求項1記載のポリペプチド
【請求項3】
配列番号4に示すアミノ酸配列から成る請求項2記載のポリペプチド
【請求項4】
凝乳活性をさらに有する請求項1ないし3のいずれか1項に記載のポリペプチド
【請求項5】
請求項1ないし4のいずれか1項に記載のポリペプチドをコードするポリヌクレオチド。
【請求項6】
配列表の配列番号1若しくは3に示す塩基配列から成るポリヌクレオチド、又は該塩基配列と90%以上の相同性を有し、酸性プロテアーゼ活性を有するポリペプチドをコードするポリヌクレオチド。
【請求項7】
請求項5又は6記載のポリヌクレオチドを含む組換えベクター。
【請求項8】
請求項7記載の組換えベクターで形質転換された形質転換体。
【請求項9】
化学合成されたポリペプチド、又は組換えポリペプチドである請求項4記載のポリペプチドを添加してなる凝乳用酵素組成物
【請求項10】
化学合成されたポリペプチド、又は組換えポリペプチドである請求項4記載のポリペプチドを乳タンパク質と接触させることを含む凝乳方法。
5757476 蒸留酒類の産地の判別方法 【概要】
蒸留酒類について、水の水素安定同位体比又は酸素安定同位体比、エタノールの炭素安定同位体比を測定し、測定した試料における安定同位体比を産地又は種類が既知である蒸留酒類における安定同位体比と比較して蒸留酒類の産地又は種類を判別する。
【請求項1】
試料である蒸留酒類における水の酸素安定同位体比又は水素安定同位体比を測定する工程、測定した試料における安定同位体比を産地が既知である蒸留酒類における安定同位体比と比較する工程を含むことを特徴とし、かつ蒸留酒類のアルコール分が30度以下であることを特徴とする蒸留酒類の産地の判別方法。
【請求項2】
試料である蒸留酒類における水の酸素安定同位体比若しくは水素安定同位体比、及びエタノールの炭素安定同位体比を測定する工程、測定した試料における安定同位体比を種類が既知である蒸留酒類における安定同位体比と比較する工程を含むことを特徴とする蒸留酒類の種類の判別方法。
【請求項3】
蒸留酒類が、焼酎であることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
判別される蒸留酒類の種類が、沖縄県を産地とする泡盛、鹿児島県奄美市若しくは大島郡を産地とする黒糖焼酎、又は北海道若しくは東北地方若しくは長野県を産地とする焼酎であることを特徴とする請求項2に記載の方法。
5733697 新規エタノール生産酵母 【概要】
38〜40℃という高温条件下でも効率よくエタノールの発酵生産が可能であり、且つ、従来発酵原料として適していないとされた灰分の高い原料からもエタノールの発酵生産が可能な新規エタノール生産酵母及び本酵母を用いたエタノールの生産方法を提供する。
【請求項1】
38〜40℃でのエタノール生産性、耐塩性及び高凝集性の形質を有するエタノール生産酵母、サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)MY17株(NITE P−893)。
【請求項2】
請求項1に記載の酵母を発酵菌として使用して、全糖濃度を15重量%に調整した際の総灰分が3.5重量%以上の廃糖蜜を原料として用い、38〜40℃の温度で発酵させることを特徴とする、エタノールの生産方法。
【請求項3】
全糖濃度を15重量%に調整した際の総灰分が4.5重量%以上の廃糖蜜を用いることを特徴とする、請求項2に記載のエタノールの生産方法。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の方法において得られる発酵残渣を配合することを特徴とする、酵母含有飼料の製造方法。
5709196 油脂生産菌の培養方法 【請求項1】
糖類濃度15%〜30%の培地で油脂生産菌を培養することを含む油脂生産菌の培養方法であって、前記油脂生産菌はリポミセス(Lipomyces)属酵母である、方法。
【請求項2】
前記糖類濃度が15%〜25%である請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記糖類は単糖類である請求項1又は2記載の方法。
【請求項4】
前記糖類は、グルコース、キシロース、キシリトール、キシルロース、アラビノース、マンノース、ソルビトール、スクロース、フラクトース、マルトース、セルロース、デンプン、キシラン、アラビナン及びアラビノキシランからなる群より選択される少なくとも1種である請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記糖類は、グルコース、キシロース及びスクロースからなる群より選択される少なくとも1種である請求項4記載の方法。
【請求項6】
請求項1ないしのいずれか1項に記載の方法により前記油脂生産菌を培養し、該油脂生産菌が生産した油脂を回収することを含む、油脂の生産方法。
5673656 リキュールの製造方法 【概要】
リキュールに含まれる可能性があるカルバミン酸エチルを低減する方法。具体的な製造方法は、脱酸素剤等により低酸素条件として7日間以上放置した後、酸素と接触させる。
【請求項1】
シアン配糖体を含む果実を原料とし、そのアルコール液浸漬時の溶存酸素濃度が0.5mg/L以下、及び、製造装置及び容器の空間部の酸素濃度が0.1%以下の低酸素条件下で7日以上放置する工程によって浸漬処理を行い、低酸素条件下での浸漬処理を行った後酸素と抵触させること、を特徴とするカルバミン酸エチルを低減したリキュールの製造方法。
【請求項2】
製造装置及び容器の空間部の酸素濃度を、脱酸素剤を用いて0.1%以下とすることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
酸素と接触させる方法が製造装置及び容器の空間部を酸素を含む気体と置換することを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
酸素と接触させる方法が酸素を含む気体及び/又は液体を吹き込むことであることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項5】
酸素を含む気体が空気であることを特徴とする請求項3又は4に記載の方法。
【請求項6】
25℃〜35℃で浸漬処理することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法を40℃以上で行うことを特徴とするカルバミン酸エチルを低減したリキュールの製造方法。
【請求項8】
請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法において、低酸素条件を6ヶ月以上とすることを特徴とするカルバミン酸エチルを低減したリキュールの製造方法。
【請求項9】
請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法において、さらに、リキュールを着色するものであることを特徴とするカルバミン酸エチルを低減したリキュールの製造方法。
5641342 酒類の分析方法 【概要】
本特許は、ガスクロマトグラフ水素炎イオン化検出器(GC-FID)に酒類試料を直接的に導入することにより、中鎖脂肪酸や中鎖脂肪酸エチルエステルの定量分析方法を開発し、それら定量値、および定量値を用い中鎖脂肪酸に対する中鎖脂肪酸エチルエステルの比率を求めることで、酒類産業に有用な指標を提供するものである。本特許は、特に清酒およびもろみ等の清酒半製品の香気品質計測、酵母育種への利用が見込まれる。
【請求項1】
以下の工程1〜4を含む、酒類中の中鎖脂肪酸及びそのエチルエステル体からなる群より選ばれる少なくとも1種を定量する方法。
工程1:酒類試料とプロトン性有機溶媒とを混合後、生じた不溶性物質を除去して上清を調製する工程
工程2:工程1で得られた上清に、さらにプロトン性有機溶媒を加えた後、内部標準物質を添加してガスクロマトグラフ(GC)装置導入用試料を調製する工程
工程3:工程2で得られた導入用試料を水素炎イオン化検出器を有するGC装置に導入して分析を行う工程
工程4:工程3で得られた分析結果より、中鎖脂肪酸及びそのエチルエステル体からなる群より選ばれる少なくとも1種の含有量を算出する工程
【請求項2】
工程1における、酒類試料とプロトン性有機溶媒の体積比(酒類試料/プロトン性有機溶媒)が1/1.5〜1/10である、請求項1記載の方法。
【請求項3】
工程3におけるGC装置がニトロテレフタル酸修飾ポリエチレングリコールカラムを有する、請求項1又は2記載の方法。
【請求項4】
請求項1〜3いずれか記載の方法により酒類中の中鎖脂肪酸及びそのエチルエステル体の含有量を同時に測定して、下記式(1)よりエステル生産効率を算出する工程を含む、酒類又は酒類半製品の品質管理を行なう方法。
エステル生産効率=(エチルエステル体含有量/中鎖脂肪酸含有量)×100 (1)
5641192 S−アデノシルメチオニン高蓄積酵母の取得方法 【概要】
S−アデノシルメチオニン(SAM)の大量生産のため、従来のSAM高生産酵母のスクリーニング系と比べてより実験操作が簡易で、且つ、遺伝子組換え操作によらない生産性の高いSAM高蓄積酵母の取得方法。また、それによって得られた酵母を用いたSAMの大量製造方法を提供する。
【請求項1】
コルディセピンを1mlあたり500〜1000μg含有する選択培地で生育してくるコルディセピン耐性株を取得し、ここから酵母細胞乾物重量1gあたり1〜80mgのS−アデノシルメチオニンを蓄積するものを選択すること、を特徴とするS−アデノシルメチオニン高蓄積酵母の取得方法。
【請求項2】
親株としてSaccharomyces属に属する酵母を用いることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
S−アデノシルメチオニン高蓄積酵母Sake yeast NY9−10(NITE P−831)。
【請求項4】
S−アデノシルメチオニン高蓄積酵母Sake yeast NY7−3(NITE P−830)。
【請求項5】
請求項3又は4に記載の酵母を培養し、培養物からS−アデノシルメチオニンを取得すること、を特徴とするS−アデノシルメチオニンの大量製造方法。
5618277 酒類の製造方法 【概要】
梅酒をはじめとするリキュール中に含まれるカルバミン酸エチルを低減する方法。具体的には、シアン配糖体を含む果実に低濃度のアルコール液を添加、3日以上放置した後に、さらにアルコール液を添加する。
【請求項1】
シアン配糖体を含む果実にアルコール濃度5%以下のアルコール液を添加し、10℃〜40℃で3日以上放置した後、さらにアルコール濃度30%以上のアルコール液を添加することを特徴とするカルバミン酸エチルを低減した酒類の製造方法。
【請求項2】
放置する期間が7日以上であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
放置する温度が25℃〜35℃であることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
最初に添加するアルコール液のアルコール濃度が3%以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
さらに添加するアルコール液のアルコール濃度が50%以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
5588578 担子菌酵母変異体 【請求項1】
細胞外多糖類の生産が親株と比較し抑制されていることを特徴とするクリプトコッカス(Cryprococcus)sp. S−2 D11菌株(FERM BP−11482)。
【請求項2】
標的タンパク質を生産するための方法であって、請求項1に記載の菌株に標的タンパク質の遺伝子を形質転換し、得られた形質転換体を培養し、得られた培養物から標的タンパク質を採取する工程を含むことを特徴とする方法。
5585952 エタノールの製造方法 【概要】
酵母は、ストレス応答転写因子Msn2pまたはMsn4pの機能を喪失することで、清酒製造試験又はエタノール製造試験において、機能が正常な株よりも高い発酵性を示すという知見に基づき、これらのストレス応答転写因子をコードする遺伝子破壊されてなる酵母の遺伝子破壊株を利用してエタノール製造を行えば、エタノール製造の生産性を向上できる。
【請求項1】
Msn2pをコードする遺伝子及び/又はMsn4pをコードする遺伝子が破壊されてなる酵母の遺伝子破壊株を用いた、エタノールの製造方法。
【請求項2】
酵母が、実験室酵母、清酒酵母、ワイン酵母、ビール酵母、焼酎酵母、パン酵母及びバイオエタノール酵母からなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】
実験室酵母がX2180−1A株である、請求項2に記載の製造方法。
【請求項4】
清酒酵母がきょうかい7号株である、請求項2に記載の製造方法。
【請求項5】
エタノールが清酒又はバイオエタノールである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法。
5574221 醸造酒に含まれる微生物由来のDNA検出方法 【概要】
醸造酒に含まれる微生物由来のDNAを簡便に検出する方法を検討した結果、種々のDNAの精製方法の中から、原理の異なる特定の複数の精製方法を組み合わせることで、醸造酒に含まれるPCR阻害物質の影響を排除しつつ、醸造酒に微量に含まれるDNAを検出でき、また、醸造酒中に含まれる標的微生物由来のDNAを検出することが可能となった。さらに、醸造酒の製造に用いられた微生物等のDNA配列の迅速な確認、同定が可能となった。
【請求項1】
以下の(1)〜(4)の工程:
(1) 醸造酒のアルコール沈殿処理を行ってDNAを抽出する工程、
(2) 陰イオン交換膜若しくは樹脂を用いる精製と、シリカベース膜若しくは樹脂を用いる精製とを組み合わせて、工程(1)で抽出されたDNAを精製する工程、
(3) 工程(2)で精製されたDNAからPCR阻害物質を除去する工程、並びに
(4) 工程(3)で得られたDNAを、標的微生物の特異的プライマーを用いるPCRにより増幅する工程、を含む、醸造酒に含まれるDNAであって、該標的微生物由来のDNAの検出方法。
【請求項2】
醸造酒が清酒、ビール又はワインである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
標的微生物がSaccharomyces属の酵母及びAspergillus属のカビからなる群より選択される一種以上の微生物である、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
特異的プライマーが配列表の配列番号:1〜配列番号:10に規定の配列からなる群より選択される一種以上の配列である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
特異的プライマーが標的微生物の単コピー配列に対するプライマーである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
5574400 変異型リパーゼとその応用 【概要】
本特許は、酒類総合研究所で単離されたクリプトコッカスsp. S-2由来のリパーゼのアミノ酸置換体に関するものである。請求項で示す部位のアミノ酸置換を施した変異型リパーゼが、置換前のリパーゼと比較し著しく熱安定性を獲得することから、本特許では、耐熱性変異型リパーゼのアミノ酸配列および、その変異型リパーゼの生産方法、さらに、当該リパーゼの応用範囲について示す。
【請求項1】
配列番号2のアミノ酸配列、又は配列番号2において1若しくは数個のアミノ酸の置換、欠失、挿入、付加、又は逆位を含むアミノ酸配列を有し、かつ、下記(a)〜(q)から選択される変異を含む、変異型リパーゼ。
(a)26位のグリシンがアスパラギン酸に置換される変異
(b)44位のチロシンがアスパラギンに置換される変異
(c)89位のアラニンがアスパラギン酸に置換される変異
(d)120位のリジンがイソロイシンに置換される変異
(e)125位のシステインがセリン、トレオニン、イソロイシン、及びロイシンから選択されるアミノ酸残基に置換される変異
(f)127位のバリンがリジンに置換される変異
(g)147位のグリシンがプロリンに置換される変異
(h)158位のロイシンがグルタミン酸に置換される変異
(i)1位のアラニンがプロリンに置換される変異
(j)36位のアラニンがグルタミン酸に置換される変異
(k)77位のバリンがグルタミン酸に置換される変異
(l)82位のグルタミンがアスパラギンに置換される変異
(m)148位のセリンがイソロイシンに置換される変異
(n)171位のアラニンがプロリンに置換される変異
(o)197位のアラニンがロイシンに置換される変異
(p)200位のリジンがグルタミン酸に置換される変異
(q)203位のグリシンがプロリンに置換される変異
【請求項2】
請求項1に記載の変異型リパーゼをコードするDNA。
【請求項3】
下記(i)又は(ii)の塩基配列を有し、かつ、前記アミノ酸配列における変異に相当する変異を有する請求項2に記載のDNA。
(i)配列番号1に記載の塩基配列。
(ii)配列表の配列番号1に記載の塩基配列に相補的な塩基配列又は該配列から調製され得るプローブと、ストリンジェントな条件下でハイブリダイズする塩基配列。
【請求項4】
請求項2または3に記載のDNAを含む形質転換微生物。
【請求項5】
前記形質転換微生物がエシェリヒア・コリである請求項4に記載の微生物。
【請求項6】
請求項4または5に記載の形質転換微生物を培地中で培養し、培地中および/または微生物中に請求項1に記載の変異型リパーゼを蓄積させることを特徴とする、変異型リパーゼの製造方法。
【請求項7】
請求項1に記載の変異型リパーゼを油脂に作用させて、グリセロールを生成させることを特徴とする、グリセロールの製造方法。
【請求項8】
請求項1に記載の変異型リパーゼを油脂に作用させて、グリセロールを生成させ、生成したグリセロールを炭素源として添加した培地で、グリセロール資化能を有し、かつ、目的物質を産生する微生物を培養し、目的物質を培養物中から採取する、目的物質の製造方法。
【請求項9】
請求項1に記載の変異型リパーゼを油脂に作用させて、グリセロール及び脂肪酸を生成させ、生成したグリセロール及び脂肪酸を炭素源として添加した培地で、 グリセロール及び脂肪酸の資化能を有し、かつ、目的物質を産生する微生物を培養し、目的物質を培養物中から採取する、目的物質の製造方法。
【請求項10】
前記微生物が、コリネ型細菌、及び腸内細菌科に属する微生物から選択される細菌である請求項8または9に記載の方法。
【請求項11】
前記目的物質がL−アミノ酸である、請求項8〜10のいずれか1項に記載の方法。
【請求項12】
前記L−アミノ酸が、L−リジン、L−スレオニン、及びL−トリプトファンから選択される請求項11に記載の方法。
5424301 タンパク質を核内に導入する方法、およびその利用 【概要】
部位特異的組換え酵素タンパク質を、核酸をキャリアとすることによって核内に導入し、目的の遺伝子除去または組換え反応を起すことを可能にする方法。部位特異的遺伝子除去方法または部位特異的遺伝子組換え方法において、従来は部位特異的組換え酵素をコードする遺伝子を細胞内で発現させる等の煩雑な行程を必要としていた。
【請求項1】
タンパク質を、核酸をキャリアとすることによって細胞内に導入する工程を含む、タンパク質を核内に導入する方法。
【請求項2】
上記タンパク質は、部位特異的組換え酵素であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
上記核酸は、全長が50塩基〜300,000塩基の範囲内であることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
除去対象遺伝子の上流および下流に特異的認識配列が連結されたヌクレオチド鎖を備える細胞から上記対象遺伝子を除去する方法であって、部位特異的組換え酵素を、核酸をキャリアとすることによって細胞内に導入する工程を含むことを特徴とする上記方法。
【請求項5】
少なくとも1つ以上の特異的認識配列を備える細胞において、当該特異的認識配列に目的遺伝子を挿入する方法であって、当該目的遺伝子の上流または下流に特 異的認識配列が連結された環状二本鎖DNA、或いは当該目的遺伝子の上流および下流に特異的認識配列が連結された環状二本鎖DNAを上記細胞内に導入する 工程と、部位特異的組換え酵素を、核酸をキャリアとすることによって細胞内に導入する工程とを含むことを特徴とする上記方法。
【請求項6】
少なくとも1つ以上の特異的認識配列を備える細胞において、当該特異的認識配列に目的遺伝子を挿入する方法であって、部位特異的組換え酵素を、核酸をキャ リアとすることによって細胞内に導入する工程を含み、上記核酸は、上記目的遺伝子の上流または下流に特異的認識配列が連結された環状二本鎖DNA、或いは 上記目的遺伝子の上流および下流に特異的認識配列が連結された環状二本鎖DNAであることを特徴とする上記方法。
【請求項7】
除去対象遺伝子の上流および下流に特異的認識配列が連結されたヌクレオチド鎖を備える細胞から上記対象遺伝子を除去するためのキットであって、部位特異的組換え酵素と核酸とを含むことを特徴とする上記キット。
【請求項8】
少なくとも1つ以上の特異的認識配列を備える細胞において、当該特異的認識配列に目的遺伝子を挿入するためのキットであって、部位特異的組換え酵素と核酸とを含むことを特徴とする上記キット。
5340607 酵母のβ−フェネチルアルコール産生促進剤及びβ−フェネチルアルコールを含有する酵母発酵物の製造法 【概要】
特別な変異を施した醸造酵母などを使用せずとも特徴ある香気成分を有するビール・焼酎・パンなどの酵母発酵物を得る方法。かかる香気成分の産生を促進する酵母のβ−フェネチルアルコール産生促進剤を得ることを目的としており、フェニルアラニンを配列に含むオリゴペプチドの1種又は2種以上を主成分とする酵母のβ−フェネチルアルコール産生促進剤を培地に用いることを特徴とする。
【請求項1】
フェニルアラニンを配列に含むオリゴペプチドの1種又は2種以上を主成分とする酵母のβ−フェネチルアルコール産生促進剤。
【請求項2】
オリゴペプチドが、ジペプチドである請求項1記載のβ−フェネチルアルコール産生促進剤。
【請求項3】
オリゴペプチドが、トリペプチドである請求項1記載のβ−フェネチルアルコール産生促進剤。
【請求項4】
フェニルアラニンを配列に含むオリゴペプチドの1種又は2種以上を主成分とする酵母のβ−フェネチルアルコール産生促進剤を培地に用いることを特徴とするβ−フェネチルアルコールを含有する酵母発酵物の製造法。
【請求項5】
フェニルアラニンを配列に含むジペプチドの1種又は2種以上を主成分とする酵母のβ−フェネチルアルコール産生促進剤を培地に用いることを特徴とするβ−フェネチルアルコールを含有する酵母発酵物の製造法。
【請求項6】
フェニルアラニンを配列に含むトリペプチドの1種又は2種以上を主成分とする酵母のβ−フェネチルアルコール産生促進剤を培地に用いることを特徴とするβ−フェネチルアルコールを含有する酵母発酵物の製造法。
5299858 アスペルギルス属菌の菌株識別方法及びそのためのプライマーセット 【概要】
麹菌のゲノム中に数多く点在する繰り返し配列(マイクロサテライト)のうち、特定のマイクロサテライトを用いて、回数の組み合わせにより菌株群を識別する方法。
【請求項1】
アスペルギルス属菌のゲノムDNA中に存在する下記(r1)〜(r105)に示す単純繰り返し配列(省略)のうちの少なくとも1種における繰り返し配列長多型を指標として菌株を識別することを含む、アスペルギルス属菌の菌株識別方法。
【請求項2】
前記(r1)〜(r105)に示す単純繰り返し配列のうちの2種以上における前記多型を指標として菌株を識別する請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記(r1)〜(r105)に示す単純繰り返し配列のうちの5種以上における前記多型を指標として菌株を識別する請求項2記載の方法。
【請求項4】
アスペルギルス属菌のゲノムDNAから前記単純繰り返し配列を含む領域を核酸増幅法により増幅し、得られた増幅断片のサイズに基づいて菌株を識別する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記核酸増幅法は、下記(p1)〜(p105)のいずれかに示す18〜40塩基から成るプライマーのセット(省略)を用いて行なわれる請求項4記載の方法。
【請求項6】
前記(p1)〜(p105)のプライマーセットがそれぞれ以下(省略)に示すプライマーセットである請求項5記載の方法。
【請求項7】
前記(p1)〜(p105)のプライマーセットがそれぞれ以下(省略)に示すプライマーセットである請求項6記載の方法。
【請求項8】
前記(p1)〜(p105)のプライマーセットがそれぞれ以下(省略)に示すプライマーセットである請求項6記載の方法。
【請求項9】
前記(p1)〜(p105)のプライマーセットがそれぞれ以下(省略)に示すプライマーセットである請求項8記載の方法。
【請求項10】
前記アスペルギルス属菌がアスペルギルス・オリゼ、アスペルギルス・ソーヤ及びアスペルギルス・タマリである請求項1ないし9のいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
請求項5ないし9のいずれか1項に記載される(p1)〜(p105)のいずれかのプライマーセットから成るアスペルギルス属菌の菌株識別用プライマーセット。
【請求項12】
前記アスペルギルス属菌がアスペルギルス・オリゼ、アスペルギルス・ソーヤ及びアスペルギルス・タマリである請求項11記載の菌株識別用プライマーセット。
5277482 フラビンアデニンジヌクレオチド結合型グルコースデヒドロゲナーゼの生産方法 【請求項1】
糖鎖結合量が少なくかつ均一であるフラビンアデニンジヌクレオチド結合型グルコースデヒドロゲナーゼの生産方法であって、クリプトコッカス (Cryptococcus)属の微生物中で、以下の(A)または(B)の塩基配列で表わされるフラビンアデニンジヌクレオチド結合型グルコースデヒドロ ゲナーゼ遺伝子の5′側に以下の(C)〜(H)からなる群より選択されるいずれかのアミノ酸配列をコードする塩基配列が結合された融合DNAを発現させる 工程を含むことを特徴とする方法:
(A)配列番号8で示される塩基配列;
(B)配列番号8で示される塩基配列に対して90%以上相同な塩基配列であって、フラビンアデニンジヌクレオチド結合型グルコースデヒドロゲナーゼ酵素活性を持つタンパク質をコードする塩基配列;
(C)配列番号9で示されるアミノ酸配列;
(D)配列番号10で示されるアミノ酸配列;
(E)配列番号11で示されるアミノ酸配列;
(F)配列番号12で示されるアミノ酸配列;
(G)配列番号13で示されるアミノ酸配列;
(H)配列番号14で示されるアミノ酸配列。
【請求項2】
微生物が、クリプトコッカスsp.S−2(Cryptococcus sp.S−2)(受託番号FERM BP−10961)であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
請求項1または2に記載の方法によって生産されるフラビンアデニンジヌクレオチド結合型グルコースデヒドロゲナーゼ酵素タンパク質であって、糖鎖を含んだ状態で75〜90kDaの分子量を有することを特徴とするタンパク質。
【請求項4】
グルコースを基質とする酵素として、請求項3に記載のフラビンアデニンジヌクレオチド結合型グルコースデヒドロゲナーゼ酵素タンパク質を使用することを特徴とする血糖自己測定用バイオセンサ。
5245060 改善された発現特性を示す改変型ペルオキシダーゼ酵素遺伝子、及びそれを使用したペルオキシダーゼの生産方法 【請求項1】
以下の(A)または(B)の塩基配列からなることを特徴とするDNA:
(A)配列番号10で示される塩基配列;
(B)配列番号10で示される塩基配列に対して90%以上相同な塩基配列であって、ペルオキシダーゼ酵素活性を持つタンパク質をコードする塩基配列。
【請求項2】
以下の(C)〜(G)からなる群より選択されるいずれかのアミノ酸配列をコードするDNAに続いて、請求項1に記載のDNAを結合させて得られることを特徴とする融合DNA:
(C)配列番号11で示されるアミノ酸配列;
(D)配列番号12で示されるアミノ酸配列;
(E)配列番号13で示されるアミノ酸配列;
(F)配列番号14で示されるアミノ酸配列;
(G)配列番号15で示されるアミノ酸配列。
【請求項3】
請求項1または2に記載のDNAを発現ベクターに挿入して得られることを特徴とする組換え発現ベクター。
【請求項4】
請求項3に記載の組換え発現ベクターを微生物に導入して得られることを特徴とする形質転換体。
【請求項5】
組換え発現ベクターを導入した微生物が、担子菌門に分類される微生物であることを特徴とする請求項4に記載の形質転換体。
【請求項6】
組換え発現ベクターを導入した微生物が、クリプトコッカス(Cryptococcus)属に分類される微生物であることを特徴とする請求項5に記載の形質転換体。
【請求項7】
組換え発現ベクターを導入した微生物が、クリプトコッカスsp.S−2(Cryptococcus sp.S−2)(受託番号FERM BP−10961)であることを特徴とする請求項6に記載の形質転換体。
【請求項8】
請求項4〜7のいずれか一項に記載の形質転換体を培養し、得られた培養物からペルオキシダーゼ酵素活性を持つタンパク質を採取する工程を含むことを特徴とするペルオキシダーゼの生産方法。
【請求項9】
請求項1または2のDNAが発現して得られるペルオキシダーゼ酵素タンパク質であって、糖鎖を含んで52kDa〜65kDaの分子量を有することを特徴とするタンパク質。
5137096 特定の麹菌の同定方法 【概要】
黄麹菌Aspergillus oryzaeのアフラトキシン生合成系遺伝子ホモログクラスタのほとんどを欠失したグループ3菌株を簡易に同定するための方法。
【請求項1】
麹菌のゲノムDNA中に、配列表の配列番号1に示す塩基配列中の3018ntと3019ntの間の分断部位Aが存在すること、又は、配列番号2に示す塩基配列中の2453ntと2454ntの間の分断部位Bが存在することを指標として、アフラトキシン生合成遺伝子群類似配列の一部を欠損する麹菌を同定することを含む麹菌の同定方法。
【請求項2】
配列番号1に示す塩基配列中の1nt〜3018ntの領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーと、前記分断部位Aを含む部分領域にハイブリダイズするプライマーとを用い、麹菌のゲノムDNAを鋳型とした核酸増幅法を行ない、増幅が起きるか否かに基づいて行なう請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記1nt〜3018ntの領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーが、配列番号1に示す塩基配列中の1nt〜3018ntの領域中の連続する15塩基以上の領域又はそれらの10%以下の塩基が置換した領域と同一の塩基配列を有し、前記分断部位Aを含む部分領域にハイブリダイズするプライマーが、前記分断部位Aを含む連続する15塩基以上の領域と相補的な領域又はそれらの10%以下の塩基が置換した領域と同一の塩基配列を有する、請求項2記載の方法。
【請求項4】
前記1nt〜3018ntの領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーが、配列番号1に示す塩基配列中の1nt〜3018ntの領域中の連続する15塩基以上の領域と同一の塩基配列を有し、前記分断部位Aを含む部分領域にハイブリダイズするプライマーが、前記分断部位Aを含む連続する15塩基以上の領域と相補的な領域と同一の塩基配列を有する、請求項3記載の方法。
【請求項5】
前記各プライマーのサイズが18塩基以上である請求項2ないし4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
配列番号6と配列番号7にそれぞれ示される塩基配列を有する一対のプライマーを用いて行なう請求項5記載の方法。
【請求項7】
配列表の配列番号2に示す塩基配列中の1nt〜2453ntの領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーと、前記分断部位Bを含む部分領域にハイブリダイズするプライマーとを用い、麹菌のゲノムDNAを鋳型とした核酸増幅法を行ない、増幅が起きるか否かに基づいて行なう請求項1記載の方法。
【請求項8】
前記1nt〜2453ntの領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーが、配列番号2に示す塩基配列中の1nt〜2453ntの領域中の連続する15塩基以上の領域又はそれらの10%以下の塩基が置換した領域と同一の塩基配列を有し、前記分断部位Bを含む部分領域にハイブリダイズするプライマーが、前記分断部位Bを含む連続する15塩基以上の領域と相補的な領域又はそれらの10%以下の塩基が置換した領域と同一の塩基配列を有する、請求項7記載の方法。
【請求項9】
前記1nt〜2453ntの領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーが、配列番号2に示す塩基配列中の1nt〜2453ntの領域中の連続する15塩基以上の領域と同一の塩基配列を有し、前記分断部位を含む部分領域にハイブリダイズするプライマーが、前記分断部位Bを含む連続する15塩基以上の領域と相補的な領域と同一の塩基配列を有する、請求項8記載の方法。
【請求項10】
前記各プライマーのサイズが18塩基以上である請求項7ないし9のいずれか1項に記載の方法。
【請求項11】
配列表の配列番号1に示す塩基配列中の1nt〜3018ntの領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーと、配列番号1に示す塩基配列中の3019nt以降のテロメア領域領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーとを用いた核酸増幅法又は配列番号2に示す塩基配列中の1nt〜2453ntの領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーと、配列番号2に示す塩基配列中の2453nt以降のテロメア領域領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーとを用いた核酸増幅法であって3000bp以下のサイズの領域を増幅する核酸増幅法を行ない、該3000bp以下のサイズの断片の増幅が起きるか否かに基づいて行なう、アフラトキシン生合成遺伝子群類似配列の一部を欠損する麹菌を同定することを含む麹菌の同定方法。
【請求項12】
前記配列番号1に示す塩基配列中の1nt〜3018ntの領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーが、配列番号1に示す塩基配列中の1nt〜3018ntの領域中の連続する15塩基以上の領域又はそれらの10%以下の塩基が置換した領域と同一の塩基配列を有し、前記配列番号2に示す塩基配列中の1nt〜2453ntの領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーが、配列番号2に示す塩基配列中の1nt〜2453ntの領域中の連続する15塩基以上の領域又はそれらの10%以下の塩基が置換した領域と同一の塩基配列を有し、前記配列番号1又は配列番号2に示す塩基配列中のテロメア領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーが、配列番号1又は2に示すテロメア領域と相補的な15塩基以上の領域又はそれらの10%以下の塩基が置換した領域と同一の塩基配列を有する、請求項11記載の方法。
【請求項13】
前記配列番号1に示す塩基配列中の1nt〜3018ntの領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーが、配列番号1に示す塩基配列中の1nt〜3018ntの領域中の連続する15塩基以上の領域と同一の塩基配列を有し、前記配列番号2に示す塩基配列中の1nt〜2453ntの領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーが、配列番号2に示す塩基配列中の1nt〜2453ntの領域中の連続する15塩基以上の領域と同一の塩基配列を有し、前記配列番号1又は配列番号2に示す塩基配列中のテロメア領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーが、配列番号1又は2に示すテロメア領域と相補的な15塩基以上の領域と同一の塩基配列を有する、請求項12記載の方法。
【請求項14】
前記各プライマーのサイズが18塩基以上である請求項12又は13記載の方法。
【請求項15】
配列番号4と配列番号5にそれぞれ示される塩基配列を有する一対のプライマーを用いて行なう請求項14記載の方法。
【請求項16】
配列表の配列番号1に示す塩基配列中の1nt〜3018ntの領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーと、配列番号1に示す塩基配列中の3018ntと3019ntの間の分断部位Aを含む部分領域又はテロメア領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーとから成る、アフラトキシン生合成遺伝子群類似配列の一部を欠損する麹菌を同定するためのプライマーセット。
【請求項17】
前記1nt〜3018ntの領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーが、配列番号1に示す塩基配列中の1nt〜3018ntの領域中の連続する15塩基以上の領域又はそれらの10%以下の塩基が置換した領域と同一の塩基配列を有し、前記分断部位Aを含む部分領域にハイブリダイズするプライマーが、前記分断部位Aを含む連続する15塩基以上の領域と相補的な領域又はそれらの10%以下の塩基が置換した領域と同一の塩基配列を有し、前記テロメア領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーが、配列番号1に示すテロメア領域と相補的な15塩基以上の領域又はそれらの10%以下の塩基が置換した領域と同一の塩基配列を有する請求項16記載のプライマーセット。
【請求項18】
前記1nt〜3018ntの領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーが、配列番号1に示す塩基配列中の1nt〜3018ntの領域中の連続する15塩基以上の領域と同一の塩基配列を有し、前記分断部位Aを含む部分領域にハイブリダイズするプライマーが、前記分断部位Aを含む連続する15塩基以上の領域と相補的な領域と同一の塩基配列を有し、前記テロメア領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーが、配列番号1に示すテロメア領域と相補的な15塩基以上の領域と同一の塩基配列を有する請求項16記載のプライマーセット。
【請求項19】
前記各プライマーのサイズが18塩基以上である請求項17又は18記載のプライマーセット。
【請求項20】
配列番号2に示す塩基配列中の1nt〜2453ntの領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーと、配列番号2に示す塩基配列中の2453ntと2454ntの間の分断部位Bを含む部分領域又はテロメア領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーとから成る、アフラトキシン生合成遺伝子群類似配列の一部を欠損する麹菌を同定するためのプライマーセット。
【請求項21】
前記1nt〜2453ntの領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーが、配列番号2に示す塩基配列中の1nt〜2453ntの領域中の連続する15塩基以上の領域又はそれらの10%以下の塩基が置換した領域と同一の塩基配列を有し、前記分断部位Bを含む部分領域にハイブリダイズするプライマーが、前記分断部位Bを含む連続する15塩基以上の領域と相補的な領域又はそれらの10%以下の塩基が置換した領域と同一の塩基配列を有し、前記テロメア領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーが、配列番号2に示すテロメア領域と相補的な15塩基以上の領域又はそれらの10%以下の塩基が置換した領域と同一の塩基配列を有する請求項20記載のプライマーセット。
【請求項22】
前記1nt〜2453ntの領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーが、配列番号2に示す塩基配列中の1nt〜2453ntの領域中の連続する15塩基以上の領域と同一の塩基配列を有し、前記分断部位Bを含む部分領域にハイブリダイズするプライマーが、前記分断部位Bを含む連続する15塩基以上の領域と相補的な領域と同一の塩基配列を有し、前記テロメア領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーが、配列番号2に示すテロメア領域と相補的な15塩基以上の領域と同一の塩基配列を有する請求項21記載のプライマーセット。
【請求項23】
前記各プライマーのサイズが18塩基以上である請求項21又は22記載のプライマーセット。
4935969 酵母カプロン酸高生産株 【請求項1】
配列番号1に示すアミノ酸配列のアミノ酸番号7のXaaがグルタミン酸である部分アミノ酸配列を有するFAS1を備える脂肪酸合成酵素を生産する酵母を変異処理し、変異処理酵母の中からセルレニン耐性を獲得した菌株を選択することにより得られる酵母カプロン酸高生産株。
【請求項2】
実験室酵母、ワイン酵母、ウィスキー酵母、パン酵母、上面ビール酵母、ラガービール酵母、蒸留酒酵母、及び酵母基準株からなる群より選ばれる酵母を変異処理し、変異処理酵母の中からセルレニン耐性を獲得した菌株を選択することにより得られる酵母カプロン酸高生産株。
【請求項3】
実験室酵母itr001株(FERM P−20638)。
【請求項4】
実験室酵母S288CR株(FERM P−20639)。
【請求項5】
配列番号1に示すアミノ酸配列においてアミノ酸番号7のXaaがグルタミン酸である部分アミノ酸配列を有するFAS1と、配列番号2に示すアミノ酸配列においてアミノ酸番号4のXaaがセリン、又はシステインである部分アミノ酸配列を有するFAS2とを備える脂肪酸合成酵素を生産する酵母カプロン酸高生産株。
【請求項6】
配列番号1に示すアミノ酸配列においてアミノ酸番号7のXaaがグルタミン酸である部分アミノ酸配列を有するFAS1を備える脂肪酸合成酵素を生産する酵母を変異処理する工程と、変異処理酵母の中からセルレニン耐性を獲得した菌株を選択する工程とを含む酵母カプロン酸高生産株の製造方法。
【請求項7】
実験室酵母、ワイン酵母、ウィスキー酵母、パン酵母、上面ビール酵母、ラガービール酵母、蒸留酒酵母、及び酵母基準株からなる群より選ばれる酵母を変異処理する工程と、変異処理酵母の中からセルレニン耐性を獲得した菌株を選択する工程とを含む酵母カプロン酸高生産株の製造方法。
【請求項8】
清酒酵母、又は焼酎酵母の脂肪酸合成酵素FAS1中に含まれる配列番号1に示す部分アミノ酸配列のアミノ酸番号7のXaaをアスパラギン酸からグルタミン酸に置換する工程と、変異処理する工程と、変異処理酵母の中からセルレニン耐性を獲得した菌株を選択する工程とを含む酵母カプロン酸高生産株の製造方法。
【請求項9】
酵母の脂肪酸合成酵素FAS1遺伝子中に含まれる配列番号3に示す部分塩基配列の塩基番号21のnを置換する工程を含む、酵母のカプロン酸生産量を調節する方法。
【請求項10】
酵母を用いて酒類、又はパンを製造する方法であって、酵母として、請求項1、2、若しくは5に記載の酵母カプロン酸高生産株、又は請求項3、若しくは4の株を使用する方法。
【請求項11】
酵母として、請求項1、2、若しくは5に記載の酵母カプロン酸高生産株、又は請求項3、若しくは4の株を使用して製造された酒類、又はパン。
4775805 ビールの製造方法 【請求項1】
ビールの高濃度醸造において、発酵工程でα−グルコシダーゼを作用させることを特徴とするビールの製造方法。
【請求項2】
ビールの高濃度醸造において、発酵工程でα−グルコシダーゼを作用させて酢酸生成量を低減させることを特徴とするビールの製造方法。
【請求項3】
ビール酵母又はビール酵母以外の醸造用酵母を使用することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のビールの製造方法。
【請求項4】
ビール酵母以外の醸造用酵母は、清酒酵母、ワイン酵母、焼酎酵母の中から選ばれた1種以上であることを特徴とする請求項3に記載のビールの製造方法。
【請求項5】
原麦汁エキス濃度が13重量%〜30重量%であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のビールの製造方法。
【請求項6】
α−グルコシダーゼの使用量が麦芽量に対して50〜400ppmであることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のビールの製造方法。
【請求項7】
ビールの醸造において、発酵工程でα−グルコシダーゼを作用させて真性発酵度を高めることを特徴とする低カロリービールの製造方法。
【請求項8】
ビール酵母又はビール酵母以外の醸造用酵母を使用することを特徴とする請求項7に記載の低カロリービールの製造方法。
【請求項9】
ビール酵母以外の醸造用酵母は、清酒酵母、ワイン酵母、焼酎酵母の中から選ばれた1種以上であることを特徴とする請求項8に記載の低カロリービールの製造方法。
【請求項10】
原麦汁エキス濃度が10重量%を越えて30重量%以下であることを特徴とする請求項7〜請求項9のいずれかに記載の低カロリービールの製造方法。
【請求項11】
α−グルコシダーゼの使用量が麦芽量に対して50〜400ppmであることを特徴とする請求項7〜請求項10のいずれかに記載の低カロリービールの製造方法。
4756417 特定の麹菌の同定方法 【概要】
黄麹菌Aspergillus oryzaeのアフラトキシン生合成系遺伝子ホモログクラスタに欠失のあるグループ2菌株を簡易に同定するための方法。
【請求項1】
麹菌のゲノムDNA中に、配列表の配列番号1に示す塩基配列中の5416nt〜13160ntの領域若しくはその部分領域が存在すること及び/又は前記5416nt〜13160ntの領域とその隣接領域との間の分断部位が存在することを指標として、アフラトキシン生合成遺伝子群類似配列の一部を欠損する麹菌を同定することを含む、麹菌の同定方法であって、前記部分領域が15塩基以上のサイズを有する、方法。
【請求項2】
配列番号1に示す塩基配列中の5416nt〜13160ntの領域若しくはその部分領域にハイブリダイズする核酸プローブを用いる方法により行なう請求項1記載の方法。
【請求項3】
サザンブロット法により行なう請求項2記載の方法。
【請求項4】
前記5416nt〜13160ntの領域内の部分領域にハイブリダイズするプライマーを少なくとも1つ用いる核酸増幅法を行ない、増幅が起きるか否かに基づいて行なう請求項1記載の方法。
【請求項5】
前記核酸増幅法は、前記5416nt〜13160ntの領域内の2個の異なる部分領域にハイブリダイズする1対のプライマーを用いたPCR、又は、前記5416nt〜13160ntの領域内の1つの部分領域にハイブリダイズするプライマーと、配列番号1中の前記5416nt〜13160ntの領域以外の領域にハイブリダイズするプライマーとを用いたPCRにより行なう請求項4記載の方法。
【請求項6】
前記5416nt〜13160ntの領域内の1つの部分領域にハイブリダイズするプライマーと、配列番号1の1nt〜5415ntの領域内の1つの部分領域にハイブリダイズするプライマーとを用いる請求項5記載の方法。
【請求項7】
PCRによる増幅断片のサイズが2000bp以下である請求項5又は6記載の方法。
【請求項8】
配列番号2及び配列番号3にそれぞれ示される塩基配列を有する一対のプライマーを用いて行なう請求項7記載の方法。
【請求項9】
配列表の配列番号1に示す塩基配列中の5416nt〜13160ntの領域から成る核酸、又はそれらの10%以下の塩基が置換した核酸であって、アフラトキシン生合成遺伝子群類似配列の一部を欠損する麹菌のゲノム内に存在する塩基配列から成る核酸。
【請求項10】
配列表の配列番号1に示す塩基配列中の5416nt〜13160ntの領域中の連続する15塩基以上の部分領域又はそれらの10%以下の塩基が置換した領域から成り、配列表の配列番号1に示す塩基配列中の5416nt〜13160ntにストリンジェントな条件においてハイブリダイズする核酸を含む、アフラトキシン生合成遺伝子群類似配列の一部を欠損する麹菌の同定試薬。
【請求項11】
前記核酸が配列表の配列番号1に示す塩基配列中の5416nt〜13160ntの領域中の連続する15塩基以上の部分領域から成る請求項10記載の同定試薬。
【請求項12】
前記核酸がプローブ又はプライマーである請求項10又は11記載の同定試薬。
【請求項13】 
請求項12記載の同定試薬に含まれる前記プライマーと、配列番号1に示す塩基配列中の1nt〜5415ntの領域中の連続する15塩基以上の部分領域又はそれらの10%以下の塩基が置換した領域を含み、配列表の配列番号1に示す塩基配列中の1nt〜5415ntにハイブリダイズする核酸であるプライマーとから成る、アフラトキシン生合成遺伝子群類似配列の一部を欠損する麹菌を同定するためのプライマーセット。
4628552 発酵麦芽飲料の製造方法 【請求項1】
発酵麦芽飲料の製造過程において、仕込工程における熱処理前にトランスグルコシダーゼを添加する、ことを特徴とする発酵麦芽飲料の製造方法。
【請求項2】
前記熱処理は煮沸処理である、ことを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】
前記トランスグルコシダーゼは、粉砕麦芽と同時に添加される、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の製造方法。
【請求項4】
前記トランスグルコシダーゼは、仕込工程における前記熱処理前の糖化液に添加される、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の製造方法。
【請求項5】
前記トランスグルコシダーゼは、製麦工程において添加される、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の製造方法。
【請求項6】
原料として麦芽のみを使用する、ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の製造方法。
【請求項7】
糖質原料として麦芽及び副原料を使用する、ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の製造方法
4586164 麹菌由来ホスホリパーゼA2 【請求項1】
以下の(c)又は(d)のタンパク質からなるホスホリパーゼA2
(c) 配列番号2で示されるアミノ酸配列を有するタンパク質;
(d) 配列番号2で示されるアミノ酸配列の一部を改変したアミノ酸配列を有し、ホスホリパーゼ A2として機能するタンパク質であって、改変されるアミノ酸の数が、配列番号2のアミノ酸配列を構成する全アミノ酸の10%以内に相当する数であるタンパク質。
【請求項2】
以下の(c)のDNA:
(c) 請求項1に記載のホスホリパーゼ A2をコードするDNA。
【請求項3】
以下の(@)〜(C)のいずれかの配列を有するDNA:
(@) 配列番号4で示される塩基配列;
(A) 配列番号6で示される塩基配列;
(B) 配列番号7で示される塩基配列;
(C) 配列番号8で示される塩基配列;
【請求項4】
請求項2又は3に記載のDNAを保持するベクター。
【請求項5】
請求項2又は3に記載のDNAが外来的に導入されている糸状菌。
【請求項6】
以下の(1)及び(2)のステップを含む、ホスホリパーゼA2の生産方法:
(1) 請求項5に記載の糸状菌を、前記DNAのコードするタンパク質が産生可能な条件で培養するステップ;及び
(2) 産生されたタンパク質を回収するステップ。
4574245 麹菌由来の細胞壁分解新規酵素の遺伝子、及び該酵素の製造方法 【請求項1】
下記のいずれか一つに示す蛋白質をコードする遺伝子:
(a) 配列番号2で示されるアミノ酸配列からなる蛋白質、
(b) 配列番号2で示されるアミノ酸配列において、1個若しくは数個のアミノ酸残基の置換、欠失、及び/又は、挿入を含むアミノ酸配列からなり、かつエキソ−β−1,3−グルカナーゼ活性を有する蛋白質。
【請求項2】
下記のいずれか一つに示すDNAを含む遺伝子:
(a) 配列番号1に示される塩基配列からなるDNA、
(b) 配列番号1に示される塩基配列の相補鎖を含む核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつエキソ−β−1,3−グルカナーゼ活性を有する蛋白質をコードするDNA。
【請求項3】
下記のいずれか一つに示す蛋白質をコードする遺伝子:
(a) 配列番号4で示されるアミノ酸配列からなる蛋白質、
(b) 配列番号4で示されるアミノ酸配列において、1個若しくは数個のアミノ酸残基の置換、欠失、及び/又は、挿入を含むアミノ酸配列からなり、かつエンド−β−1,3−グルカナーゼ活性を有する蛋白質。
【請求項4】
下記のいずれか一つに示すDNAを含む遺伝子:
(a) 配列番号3に示される塩基配列からなるDNA、
(b) 配列番号3に示される塩基配列の相補鎖を含む核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつエンド−β−1,3−グルカナーゼ活性を有する蛋白質をコードするDNA。
【請求項5】
請求項1ないし4記載の遺伝子を含有してなる組換え発現ベクター。
【請求項6】
請求項5記載の組換え発現ベクターを含む微生物。
【請求項7】
請求項6記載の微生物を培地で培養し、その培養物からエキソ又はエンド−β−1,3−グルカナーゼを採取することを特徴とするエキソ又はエンド−β−1,3−グルカナーゼの製造方法。
【請求項8】
下記のいずれか一つに示す蛋白質:
(a) 請求項2記載の遺伝子によってコードされる蛋白質、
(b) 配列番号2で示されるアミノ酸配列からなる蛋白質、
(c) 配列番号2で示されるアミノ酸配列において、1個若しくは数個のアミノ酸残基の置換、欠失、及び/又は、挿入を含むアミノ酸配列からなり、かつエンソ−β−1,3−グルカナーゼ活性を有する蛋白質。
【請求項9】
下記のいずれか一つに示す蛋白質:
(a) 請求項4記載遺伝子によってコードされる蛋白質、
(b) 配列番号4で示されるアミノ酸配列からなる蛋白質、
(c) 配列番号4で示されるアミノ酸配列において、1個若しくは数個のアミノ酸残基の置換、欠失、及び/又は、挿入を含むアミノ酸配列からなり、かつエンド−β−1,3−グルカナーゼ活性を有する蛋白質。
【請求項10】
請求項7記載の方法で得られた組換え蛋白質である、請求項8又は9記載の蛋白質。
【請求項11】
請求項6記載の微生物、その培養物、及び/又は請求項10記載の蛋白質を含む食品。
【請求項12】
請求項6記載の微生物、その培養物、及び/又は請求項8、9又は10記載の蛋白質をβ−1,3−グルカンに作用させることによって、低分子化β−1,3−グルカンを製造する方法。
4389022 YIL169C、YOL155C、MUC1遺伝子を利用した醸造用酵母の判別法 【概要】
YIL169C,YOL155C,MUC1遺伝子に基づいたプライマーを利用して、醸造用酵母のDNAを鋳型としてPCR反応を行い、増幅DNA断片の違いから、醸造用酵母を 判別する方法。
【請求項1】
醸造用酵母のゲノムDNAをYIL169C、YOL155C、MUC1遺伝子の少なくともひとつの遺伝子の一部又は全部を増幅させるプライマーを用いて、PCR法にて増幅させ、それら増幅させた遺伝子断片を直接アガロースゲル電気泳動し又は制限酵素処理した後にアガロースゲル電気泳動して、その電気泳動パターンの違いによって酵母を判別すること、を特徴とする醸造用酵母の判別方法。
【請求項2】
該遺伝子が、酵母の増殖に必須ではないこと及び/又はコードされているタンパク分子内に繰り返し配列を有するものであること、を特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
醸造用酵母がブドウ酒酵母、焼酎酵母、泡盛酵母、清酒酵母の少なくともひとつの酵母であって、判別が同一用途間及び/又は異なった用途間での判別であること、を特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
配列番号1〜15の塩基配列でそれぞれ示される、醸造用酵母判別用プライマーA〜OのDNAの少なくともひとつ。
【請求項5】
請求項4に記載のプライマーDNAあるいは該プライマーを用いたPCR産物を含んでなること、を特徴とする醸造用酵母判別キット。
4378473 麹菌flh2遺伝子 【請求項1】
以下の(a)または(b)のタンパク質:(a)配列番号1で示されるアミノ酸配列からなるタンパク質、または、(b)アミノ酸配列(a)においてアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつNO酸化活性を有するタンパク質。
【請求項2】 配列番号2で示される塩基配列を含むDNAであって、請求項1に記載のタンパク質(a)をコードする遺伝子、または、該遺伝子とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつNO酸化活性を有するタンパク質(b)をコードする遺伝子のDNA。
【請求項3】
請求項2に記載のDNAの内、少なくともコーディング領域を含んでなる組換えベクター。
【請求項4】
組換えベクターpET23b−FLH2(FERM P−19170)。
【請求項5】
請求項3または4に記載の組換えベクターを導入してなる形質転換体。
【請求項6】
形質転換株、エシェリヒア・コリ(Escherichiacoli)T7−FLH2。
【請求項7】
請求項5または6に記載の形質転換体を利用すること、を特徴とするNO酸化酵素タンパク質を生産する方法。
【請求項8】
請求項1に記載のタンパク質を使用すること、を特徴とするNOの測定方法。
【請求項9】
請求項1に記載のタンパク質を含有してなること、を特徴とするNO測定試薬。
【請求項10】
以下の(a)または(b)のタンパク質:(a)配列番号1で示されるアミノ酸配列からなるタンパク質、または、(b)アミノ酸配列(a)においてアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつ350nmから450nmに極大吸収を有するタンパク質。
【請求項11】
配列番号2で示される塩基配列を含むDNAであって、請求項10に記載のタンパク質(a)をコードする遺伝子、または、該遺伝子とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ350nmから450nmに極大吸収を有するタンパク質(b)をコードする遺伝子のDNA。
【請求項12】
請求項11に記載のDNAを含有してなること、を特徴とする選択マーカー。
【請求項13】
組換えベクターpsodM−FLH2(FERM P−19171)。
【請求項14】
請求項3、請求項4、請求項12または請求項13に記載の組換えベクターを利用すること、を特徴とする麹菌に対する形質転換方法。
【請求項15】
請求項3、請求項4、請求項12または請求項13に記載の組換えベクターを利用すること、を特徴とする麹菌に対する形質転換株をスクリーニングする方法。
【請求項16】
請求項3、請求項4、請求項12または請求項13に記載の組換えベクターを利用すること、を特徴とする糸状菌に対する形質転換方法。
【請求項17】
請求項3、請求項4、請求項12または請求項13に記載の組換えベクターを利用すること、を特徴とする糸状菌に対する形質転換株をスクリーニングする方法。
【請求項18】
請求項3、請求項4、請求項12または請求項13に記載の組換えベクターを利用すること、を特徴とする真核生物に対する形質転換方法。
【請求項19】
請求項3、請求項4、請求項12または請求項13に記載の組換えベクターを利用すること、を特徴とする真核生物に対する形質転換株をスクリーニングする方法。
4378472 麹菌daoC遺伝子 【請求項1】
以下の(a)または(b)のタンパク質:(a)配列番号1で示されるアミノ酸配列からなるタンパク質、または、(b)アミノ酸配列(a)においてアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつD−アミノ酸オキシダーゼ活性を有するタンパク質。
【請求項2】 配列番号2で示される塩基配列を含むDNAであって、請求項1に記載のタンパク質(a)をコードする遺伝子、または、該遺伝子とストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつD−アミノ酸オキシダーゼ活性を有するタンパク質(b)をコードする遺伝子のDNA。
【請求項3】
請求項2に記載のDNAの内、少なくともコーディング領域を含んでなる組換えベクター。
【請求項4】
組換えベクターpET23b−daoC(FERM P−19108)。
【請求項5】
請求項3または4に記載の組換えベクターを導入してなる形質転換体。
【請求項6】
形質転換株、エシェリヒア・コリ(Escherichiacoli)T7−DAOC。
【請求項7】
請求項5または6に記載の形質転換体を利用すること、を特徴とするD−アミノ酸オキシダーゼタンパク質を生産する方法。
【請求項8】
請求項1に記載のタンパク質を使用すること、を特徴とするD−アミノ酸の測定方法。
【請求項9】
請求項1に記載のタンパク質を含有してなること、を特徴とするD−アミノ酸測定試薬。
【請求項10】
請求項1に記載のタンパク質を使用すること、を特徴とするDL−アミノ酸のラセミ分割方法。
4370395 タンナーゼ、その遺伝子及びタンナーゼの製造方法 【請求項1】
以下の(a)又は(b)のタンナーゼ活性を有する蛋白質。
(a)配列番号1で表されるアミノ酸配列からなる蛋白質(b)配列番号1で表されるアミノ酸配列において1もしくは複数のアミノ酸が、付加、欠失もしくは置換されたアミノ酸配列からなる蛋白質
【請求項2】 配列番号1で表されるアミノ酸配列と65%以上の配列相同性を示すアミノ酸配列を有する蛋白質であり、かつタンナーゼ活性を有する蛋白質。
【請求項3】 下記の理化学的性質を有し、タンナーゼ活性を有する蛋白質。
i)作用:タンニン酸等のデプシド結合を有するタンニンを加水分解する。
ii)至適pH及び安定pH範囲:至適pHはpH7.0〜pH7.5であり、安定pH範囲は30 、80分間処理でpH2.5〜pH7.5である。
iii)熱安定性:クエン酸緩衝液(pH5.5)中、65 で10分間処理後の残存活性は80%以上である。
iv)至適温度範囲:クエン酸緩衝液(pH5.5)中、60 〜80 である。
【請求項4】
請求項1、2又は3に記載のタンナーゼ活性を有する蛋白質生産能を有する微生物を培地に培養し、得られる培養物からタンナーゼを採取することを特徴とする前記蛋白質の製造法。
【請求項5】 以下の(a)又は(b)のタンナーゼ活性を有する蛋白質をコードするタンナーゼ遺伝子。
(a)配列番号1で表されるアミノ酸配列からなる蛋白質(b)配列番号1で表されるアミノ酸配列において1もしくは複数のアミノ酸が、付加、欠失もしくは置換されたアミノ酸配列からなる蛋白質
【請求項6】
配列番号1で表されるアミノ酸配列と65%以上の配列相同性を示すアミノ酸配列を有する蛋白質であり、かつタンナーゼ活性を有する蛋白質をコードするタンナーゼ遺伝子。
【請求項7】
以下の(a)又は(b)のDNAからなるタンナーゼ活性を有する蛋白質をコードするタンナーゼ遺伝子。
(a)配列番号2で表される塩基配列からなるDNA(b)配列番号2で表される塩基配列からなるDNAと相補的な塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつタンナーゼ活性を有する蛋白質をコードするDNA
【請求項8】
請求項5、6又は7記載のタンナーゼ遺伝子がベクターDNAに組み込まれた組み換え体DNA。
【請求項9】
アスペルギルス属に属し、請求項8記載の組み換え体DNAを含有する微生物を培地に培養し、得られる培養物からタンナーゼ活性を有する蛋白質を採取することを特徴とする前記蛋白質の製造法。
4370394 新規なグルタミナーゼおよびグルタミナーゼ遺伝子 【請求項1】
以下の(a)又は(b)の蛋白質。
(a) 配列番号2で表されるアミノ酸配列からなる蛋白質(b) 配列番号2で表されるアミノ酸配列において1若しくは複数のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつグルタミナーゼ活性を有する蛋白質
【請求項2】
配列番号2で表されるアミノ酸配列全長と70%以上の配列相同性を示すアミノ酸配列からなる蛋白質又はその部分断片であり、かつグルタミナーゼ活性を有する蛋白質。
【請求項3】
以下の(a)又は(b)の蛋白質をコードするグルタミナーゼ遺伝子。
(a) 配列番号2で表されるアミノ酸配列からなる蛋白質(b) 配列番号2で表されるアミノ酸配列において1若しくは複数のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつグルタミナーゼ活性を有する蛋白質
【請求項4】
配列番号2で表されるアミノ酸配列全長と70%以上の配列相同性を示すアミノ酸配列からなる蛋白質又はその部分断片であり、かつグルタミナーゼ活性を有する蛋白質をコードするグルタミナーゼ遺伝子。
【請求項5】
以下の(a)又は(b)のDNAからなるグルタミナーゼ遺伝子。
(a) 配列番号1で表される塩基配列からなるDNA(b) 配列番号1で表される塩基配列からなるDNAと相補的な塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつグルタミナーゼ活性を有する蛋白質をコードするDNA
【請求項6】
請求項3、4又は5に記載の遺伝子をベクターDNAに挿入したことを特徴とする組み換え体DNA。
【請求項7】
請求項6記載の組み換え体DNAを含む形質転換体又は形質導入体。
【請求項8】
請求項7記載の形質転換体又は形質導入体を培地に培養し、培養物よりグルタミナーゼを採取することを特徴とするグルタミナーゼの製造法。
4370393 耐熱性グルタミナーゼおよび耐熱性グルタミナーゼ遺伝子 【請求項1】
以下の(a)又は(b)の蛋白質。
(a) 配列番号2で表されるアミノ酸配列からなる蛋白質(b) 配列番号2で表されるアミノ酸配列において1若しくは複数のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつグルタミナーゼ活性を有する蛋白質
【請求項2】
配列番号2で表されるアミノ酸配列全長と70%以上の配列相同性を示すアミノ酸配列からなる蛋白質又はその部分断片であり、かつグルタミナーゼ活性を有する蛋白質。
【請求項3】
以下の(a)又は(b)の蛋白質をコードするグルタミナーゼ遺伝子。
(a) 配列番号2で表されるアミノ酸配列からなる蛋白質(b) 配列番号2で表されるアミノ酸配列において1若しくは複数のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつグルタミナーゼ活性を有する蛋白質
【請求項4】
配列番号2で表されるアミノ酸配列全長と70%以上の配列相同性を示すアミノ酸配列からなる蛋白質又はその部分断片であり、かつグルタミナーゼ活性を有する蛋白質をコードするグルタミナーゼ遺伝子。
【請求項5】
以下の(a)又は(b)のDNAからなるグルタミナーゼ遺伝子。
(a) 配列番号1で表される塩基配列からなるDNA(b) 配列番号1で表される塩基配列からなるDNAと相補的な塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつグルタミナーゼ活性を有する蛋白質をコードするDNA
【請求項6】
請求項3、4又は5に記載の遺伝子をベクターDNAに挿入したことを特徴とする組み換え体DNA。
【請求項7】
請求項6記載の組み換え体DNAを含む形質転換体又は形質導入体。
【請求項8】
請求項7記載の形質転換体又は形質導入体を培地に培養し、培養物よりグルタミナーゼを採取することを特徴とするグルタミナーゼの製造法。
4269037 有機酸高含有清酒の製造方法 【請求項1】
HAP4遺伝子を発現する組換えベクターで形質転換した酵母を用いることを特徴とする有機酸高含有酒類又は食品の製造方法。
【請求項2】
有機酸がリンゴ酸及び/又はコハク酸である、請求項1に記載の酒類又は食品の製造方法。
【請求項3】
酵母が清酒酵母である、請求項1又は2に記載の清酒の製造方法。
【請求項4】
清酒酵母がSaccharomyces cerevisiae K701/pAUR 123-HAP4(FERM P-18933)である請求項3に記載の清酒の製造方法。
4267318 新規チロシナーゼ遺伝子melD 【請求項1】
配列表の配列番号1に示すアミノ酸配列を有するチロシナーゼ酵素活性有するタンパク質。
【請求項2】
下記の(A)、又は(B)に示す遺伝子のDNA。
(A)配列表の配列番号2に記載の塩基配列の内、請求項1に記載のタンパク質をコードする遺伝子のDNA。
(B)(A)に記載の遺伝子のDNA、あるいは、その一部から作成したプローブと、ストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつ、チロシナーゼ酵素活性を有するタンパク質をコードする遺伝子のDNA。
【請求項3】
請求項2に記載のDNAの内、少なくともコーディング領域を含んでなる組換えベクター。
【請求項4】
組換えベクターpET23b−melD(FERM P−19069)。
【請求項5】
請求項3又は4に記載の組換えベクターを宿主に導入してなる形質転換体。
【請求項6】
宿主が大腸菌である請求項5に記載の形質転換体。
【請求項7】
請求項5又は6に記載の形質転換体を利用すること、を特徴とするチロシナーゼ酵素活性を有するタンパク質を生産する方法。
4205589 糸状菌由来リシルオキシダーゼ 【請求項1】
以下の(a)又は(b)のタンパク質からなるリシルオキシダーゼ:
(a)配列番号2で示されるアミノ酸配列からなるタンパク質;
(b)配列番号2で示されるアミノ酸配列において、全アミノ酸の1%に相当する数のアミノ酸が欠失、置換、付加及び/又は挿入されてなるアミノ酸配列からなり、リシルオキシダーゼとして機能するタンパク質。
【請求項2】
以下の(A)のDNA:
(A)請求項1に記載のリシルオキシダーゼをコードするDNA。
【請求項3】
以下の(i)〜(vi)のいずれかの配列からなるDNA:
(i)配列番号3で示される塩基配列;
(ii)配列番号4で示される塩基配列;
(iii)配列番号5で示される塩基配列;
(iv)配列番号6で示される塩基配列;
(v)配列番号1で示される塩基配列;
(vi)配列番号7で示される塩基配列。
【請求項4】
請求項2又は3に記載のDNAを保持するベクター。
【請求項5】
請求項2又は3に記載のDNAが外来的に導入されている糸状菌。
【請求項6】
以下の(1)及び(2)のステップを含む、リシルオキシダーゼの生産方法:
(1)請求項5に記載の糸状菌を、前記DNAのコードするタンパク質が産生可能な条件で培養するステップ;及び
(2)産生されたタンパク質を回収するステップ。
4170743 新規遺伝子asb4及びその形質転換体と遺伝子産物の利用法 【請求項1】
以下の(a)または(b)の蛋白質
(a)アミノ酸配列からなる蛋白質、または、(b)アミノ酸配列(a)においてアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつフェリクローム生合成に関与するペプチドシンテターゼ蛋白質。
【請求項2】
請求項1記載の蛋白質(a)をコードする遺伝子、または、該遺伝子とストリンジェントな条件下でハイプリダイズし、かつフェリクローム生合成に関与するペプチドシンテターゼ蛋白質(b)をコードする遺伝子のDNA。
【請求項3】
請求項2に記載の塩基配列の内、塩基番号1〜2000からなる塩基配列を含む遺伝子のDNA。
【請求項4】
請求項2又は3に記載のDNAを含有する組換えベクター。
【請求項5】
組換えベクターpPT4又はpASB1−4。
【請求項6】
請求項4又は5に記載の組換えベクターを導入してなる形質転換株。
【請求項7】
形質転換株、アスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)ASB1−4。
【請求項8】
請求項6又は7に記載の形質転換体において、フェリクローム生合成に関与するペプチドシンテターゼ蛋白質を生産させることによってフェリクローム高生産麹菌を育種する方法。
【請求項9】
請求項1記載の蛋白質の発現を麹菌菌体内で抑制させ、フェリクローム非生産麹菌を育種する方法。
【請求項10】
  請求項1記載の蛋白質を麹菌以外の生物で発現させ、フェリクローム類を生産する方法。
4085157 リパーゼCS2遺伝子 【概要】
多様な酵素活性を有するリパーゼCS2遺伝子に関する基本特許。本遺伝子を利用することにより、バイオディーゼルの製造や生分解性プラスティック分解剤及び分解方法などの特許が成り立つ。
【請求項1】
配列表の配列番号1のアミノ酸配列を有するタンパク質。
【請求項2】
タンパク質がリパーゼCS2活性を有することを特徴とする請求項1に記載のタンパク質。
【請求項3】
配列番号2の塩基配列で示される、請求項1又は2に記載のタンパク質をコードする遺伝子のDNA。
【請求項4】
請求項2に記載のDNAの内、少なくともコーディング領域を含んでなる組換えベクター。
【請求項5】
組換えベクターCS2Lipase cDNA*pG−1。
【請求項6】
請求項4又は5に記載の組換えベクターを微生物に導入し、得られた形質転換体を利用すること、を特徴とするリパーゼCS2活性を有するタンパク質を生産する方法。
【請求項7】
微生物が酵母であること、を特徴とする請求項6に記載のリパーゼCS2活性を有するタンパク質を生産する方法。
3972098 S-アデノシルメチオニンを高蓄積微生物の取得法 【概要】
S-アデノシルメチオニン(SAM)は様々な生理活性を有した食品成分であるが、本方法はナイアシン耐性株を取得することで、高頻度にSAM高蓄積酵母を取得する方法である。本法により取得した菌株で、SAMを大量生産することが可能となる。
【請求項1】
ナイスタチン耐性株を選択すること、を特徴とするS−アデノシルメチオニン(SAM)高蓄積微生物の取得方法。
【請求項2】
ナイスタチンを含有する選択培地で生育してくる菌株を取得すること、を特徴とするSAM高蓄積微生物の取得方法。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の方法で取得してなるSAM高蓄積微生物。
【請求項4】
該微生物が酵母であること、を特徴とする請求項3に記載のSAM高蓄積微生物。
【請求項5】
該酵母がSaccharomyces属又はCandida属に属する酵母であること、を特徴とする請求項4に記載のSAM高蓄積微生物。
【請求項6】
SAM高蓄積酵母、Saccharomyces cerevisiae KUN−22(FERM P−19255)。
【請求項7】
請求項4〜6のいずれか1項に記載の微生物を培養し、培養物からSAMを取得すること、を特徴とするSAMの大量取得方法。
【請求項8】
培養に際し、メチオニン含有培地を使用すること、を特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項9】
ナイスタチンを含有してなること、を特徴とするSAM高蓄積酵母選択培地。
3951028 発酵槽及びそれを用いるビールの連続式製造法 【概要】
凝集沈降性を有するビール酵母が沈積可能な沈積材を、発酵麦汁に含まれる活性の高い酵母は発酵により発生する炭酸ガスにより攪拌混合され容易に沈降しない状態で、ビール発酵槽内に設置する方法。発酵中、この沈積材を間歇的に動かすことにより沈積した酵母の離脱と再沈積を行わせ、活性の低下した酵母を選択的に発酵槽から排除し、発酵槽内の高い酵母活性を維持し、品質の低下を生じさせないビールの連続発酵システム。
【請求項1】
発酵槽内に、凝集して沈降する性質を有する酵母が沈積可能な沈積材を、当該酵母を含む発酵未了の液が容易に沈降せず、発酵により発生し上昇する炭酸ガスにより攪拌混合されるような状態で設置し、それを間歇的に動かすことにより、沈積している酵母に、それからの離脱、再沈積を行わせることのできる、当該沈積材を内蔵したこと、を特徴とするビール醸造用発酵槽。
その他請求項8項。
3914983 YIL169C遺伝子を利用した醸造用酵母の判別法 【概要】
YIL169C遺伝子に基づいたプライマーを利用して、醸造用酵母のDNAを鋳型としてPCR反応を行い、増幅DNA断片の違いから、醸造用酵母を 判別する方法。
【請求項1】
醸造用酵母のゲノムDNAを、配列番号1(プライマーA)及び配列番号2(プライマーB)で示される塩基配列からなるDNA断片をプライマーとして用いて、PCR法にて増幅させ、増幅された遺伝子断片を直接アガロースゲル電気泳動して、その電気泳動パターンの違いによって酵母を判別すること、を特徴とする醸造用酵母の判別方法。
その他請求項5項。
3903125 新規チロシナーゼ遺伝子melB 【請求項1】
配列表の配列番号1に示すアミノ酸配列を有するチロシナーゼ酵素活性を有するタンパク質。
その他請求項6項。
3890359 チトクロームP450nor遺伝子
(2000-386051の優先権主張出願)
【請求項1】
配列表の配列番号1に示すアミノ酸配列を有するチトクロームP450nor酵素活性を有するタンパク質。
その他請求項12項。
3837466 バイオディーゼル(モノアルキルエステル)の製造方法 【概要】
下記リパーゼを用いたバイオディーゼル製造法。有機溶媒に強いため、通常3段階で行うエステル化反応を1段階で行うことができる。また、通常エステル化反応には水分含量を制限する必要があるが、本法では水分の混在にもかかわらず、油脂をエステル化することができるため、油脂とアルコールの存在下、エステル交換反応を効率的に行うことができる。清酒製造時の副産物米ぬかからも製造可能となる。
【請求項1】
油脂とアルコールの存在下、下記の理化学的性質を有するリパーゼCS2を用いて、油脂のエステル化反応を行うこと、を特徴とするバイオディーゼルの製造方法。
(1)作用
油脂分解性を有し、トリグリセリドに作用して、グリセリンと脂肪酸に加水分解する。油脂とアルコールの存在下、油脂のエステル化反応を触媒する。
(2)基質特異性
トリブチリン、トリカプリリン、トリパルミチン、トリオレインをよく分解する。
(3)位置特異性
トリオレインに作用せしめると、オレイン酸と少量の1,2(2,3)−ジオレインが生成し、1,3−ジオレインとモノオレインは検出されない。
(4)至適pH及び安定pH範囲
至適pH: 7.0
安定pH範囲: 5〜9
(5)反応最適温度及び温度による失活の条件
反応最適温度: 37℃
温度による失活の条件: 温度上昇による失活は緩やかであり、60℃、30分の熱処理においても活性を維持している。
(6)有機溶媒に対する安定性、活性化
有機溶媒に安定であり、更に、ジメチルスルホキシド、ジエチルエーテルによって活性が上昇する。
(7)分子量
22kDa(SDS−PAGE)
(8)クリプトコッカス エスピー.S−2(Cryptococcus sp. S−2)(FERM P−15155)によって生産される。
その他請求項4項。
3834649 清酒酵母の菌株同定法 【概要】
従来は清酒酵母の菌株同定は容易でなかったところ、清酒もろみでの高泡形成に関与する清酒酵母のAWA1遺伝子領域の長さの多型をPCR等で検出するによる清酒酵母菌株間の簡便な同定・識別法を提供する方法。
【請求項1】
清酒酵母のゲノムDNAを、配列番号3(プライマーS1)及び配列番号4(プライマーS2)で示される塩基配列からなるオリゴヌクレオチドをプライマーとして用いて、PCR法にて増幅し、増幅させた遺伝子断片を直接アガロースゲル電気泳動して、その電気泳動パターンの違いによって酵母を同定すること、を特徴とする清酒酵母の同定法。
その他請求項1項。
3762990 生分解性プラスチック分解剤及び分解方法 【概要】
生分解性プラスティックは、農業用のマルチング材など環境にやさしいプラスティックとして使用されており、生分解性を有することを特徴としている。本製剤はポリ乳酸、ポリカプロラクトン、ポリヒドロキシアルカノエート、ポリグリコール酸などの生分解性プラスティックをモノマーまで分解する性質を有した製剤で、生分解性の促進や、生分解性プラスティックからのモノマーの回収などに利用することが可能となる。
【請求項1】
リパーゼCS2を有効成分とすること、を特徴とする生分解性プラスチック分解剤。
【請求項2】
リパーゼCS2が、クリプトコッカス属酵母由来であること、を特徴とする請求項1に記載の分解剤。
その他請求項7項。
3757281 ポリガラクツロナーゼの大腸菌による生産システム 【概要】
酵母のポリガラクツロナーゼを大腸菌発現系システムを利用して活性のあるポリガラクツロナーゼタンパク質を得る方法。
【請求項1】
配列番号1に示すアミノ酸配列で293番目のアミノ酸セリンがグリシンに置換されたアミノ酸配列を 含むことを特徴とするポロガラクツロナーゼ。
【請求項2 】
ポリガラクツロナーゼが35〜40kdaの分子量を有し、3.5〜6.0の至適pH及び30〜55℃の間の至適温度を示すことを 特徴とする請求項1に記載のポリガラクツロナーゼ。
その他請求項8項。
3755026 酒造原料米の精米歩合又は砕米率の推定方法 【概要】
酒造用原料米等を精米する際に発生する音を周波数毎に計測し、精米歩合及び砕米率を推定し、精米機を適切に制御する方法。本発明により、これまで多くの手間と時間を要していた精米中の測定をリアルタイムで自動的に行い、熟練者の経験と勘に頼らずに精米の巧拙を判断して精米機の運転を自動調節できるようなる。
【請求項1】
酒造原料米における精米歩合70〜40%の精米時の音響パワーのスペクトル分析を行い、精米歩合と 相関の高い周波数を同定し、この結果に基づいて精米歩合を推定するか、あるいは、砕米率を相関の高い周波数を同定し、この結果に基 づいて砕米率を推定する方法であって、精米時における音響データの収録工程、高速フーリエ変換による音響データのパワースペクトル の取得工程、特定周波数の音圧レベルの抽出工程、重回帰式による精米歩合又は砕米率の算出工程からなること、を特徴とする酒造原料 米の精米歩合又は砕米率を推定する方法。
その他請求項5項。
3707615 低アルコール清酒の製造法 【請求項1】
麹米の一部を、プルラナーゼ(デンプン枝切り酵素)を配合した酵素剤とα-アミラーゼを配合し た酵素剤、又は、プルラナーゼ(デンプン枝切り酵素)自体とα−アミラーゼ自体に置き換えて、原料米と仕込み、糖化した後、その ままあるいは上槽してから加熱し、酵素を失活させて糖化を終了させ、これを酸存在下あるいはそのまま発酵を行って、アルコール分 を3〜12%、エキス分を5〜20%含むこと、を特徴とする低アルコール清酒の製造方法。
その他請求項5項。
3640946 発泡性低アルコール清酒の製造法 【請求項1】
麹米の一部を、トランスグルコシダーゼにα-アミラーゼを配合した酵素剤又はトランスグルコシダーゼ自体とα-アミラ ーゼ自体に置き換えて、原料米と仕込み、糖化した後、そのままあるいは上槽してから加熱し、酵素を失活させて糖化を終了させ、生成し た非発酵性オリゴ糖含量の低下を抑制しつつ、これを酸存在下あるいはそのまま発酵を行い、所定のグルコース濃度に達成したときに、も ろみの一部あるいは全部を目の粗い濾材でこして、耐圧瓶あるいは密閉容器に詰め、残存する発酵性糖を二次発酵させて、ガス圧が0.1 〜0.5MPa、アルコール分が3〜12%、エキス分が5〜20%の清酒を得ること、を特徴とするピルビン酸濃度が低く、オフフレーバーの発 生頻度も低い発泡性低アルコール清酒の製造方法。
その他請求項4項
3608116 低アルコール清酒の製造法 【請求項1】
麹米の一部を、トランスグルコシダーゼにα-アミラーゼを配合した酵素剤又はトランスグルコ シダーゼ自体とα-アミラーゼ自体に置き換えて、原料米と仕込み、糖化した後、そのままあるいは上槽してから加熱し、酵素を失活させ て糖化を終了させ、これを酸存在下あるいはそのまま発酵を行って発酵性糖を枯渇せしめ、アルコール分を5〜12%、エキス分を5〜20% 含み、且つオフフレーバーの発生が抑制された清酒を製造すること、を特徴とする低アルコール清酒の製造方法。
その他請求項5項。
3598361 醸造用酵素剤及びそれを用いた醸造法 【請求項1】
ヌレアーゼ、ヌクレアーゼとリパーゼ又はムコール属由来のリパーゼのうちいずれかを有効成分 として含有する5℃〜11℃の低温発酵醸造用蒸米溶解促進剤。
その他請求項5項。
3579716 変異PDR3遺伝子による高アルコール生産酵母の育種法 【概要】
多剤耐性となる変異を有するPDR3遺伝子を酵母に導入することにより、高アルコール生産酵母を育種する方法。
【請求項1】
配列表(省略)の配列番号1の塩基配列で示されるDNA。
【請求項2】配列表(省略)の配列番号1の塩基配列で示されるDNAを酵母に導入し、これを発現せしめることを 特徴とする高アルコール生産酵母の育種法。
その他請求項6項。
3567246 麹菌と酵母の固体混合培養による酒類の製造方法 【概要】
清酒等の製造で使用される酵母は、通常、酒母で増殖させるが、これには手間と日数を要する。本発明は、原料である麹を造る際に、麹菌に加え、酵母を同時に増殖させることにより、十分な量の酵母を供給することができ、酒母を省略した酒造りが効率的に行える方法。さらに、酒造用酵母を大量に増殖させるため、野生酵母の汚染のない麹が製造できるメリットも併せ持つ。
【請求項1】
蒸し米そのほかの穀類原料に麹菌胞子及び/又は麹菌培養液と、酵母培養液及び/又は酵母菌体を添加し、 26〜40℃の低温にて麹菌と酵母とを同時にないしは並行して培養し、混合培養状態で麹菌の酵素生産と酵母菌体増殖を 郷地に行うことにより、麹菌による各種酵素の生産とアルコール発酵のための酵母の増殖とを同時に行うことを特徴と する麹菌と酵母の固体混合培養麹の製造方法。
その他請求項4項。
3507860 酵母由来の新規リパーゼCS2 【概要】
研究所が分離した排水処理酵母クリプトコッカスsp. S-2より取得した新規のリパーゼとその製造方法。本リパーゼは油脂分解能が高く、広いpH範囲で強い活性を示すことから、広範囲の用途への応用が期待される。有機溶媒に安定であり、エステル交換反応やエステル合成への利用も可能となる。
【請求項1】
下記(省略)の理化学的性質を有するリパーゼCS2。
【請求項2】
クリプトコッカス属菌がクリプトコッカス エスピー S-2(Cryptococcus sp S-2)(FREM P-15155)であ ることを特徴とする請求項1に記載のリパーゼCS2。
その他請求項4項。
3498137 泡無し酵母の育種法 【概要】
MNN4遺伝子を発現させるベクターを酵母へ導入することにより、泡なし酵母を育種する方法。
【請求項1】
配列表(省略)の配列番号1の塩基配列で示されるDNAを含有するプラスミドベクターでアルコール発酵に 常に常用される酵母を形質転換し、形質転換体の中から泡無し酵母を分離することを特徴とする泡無し酵母の育種法。そ の他請求項4項。

3430261

古酒風味酒類の製造法 【概要】
加熱熟成させた酒粕から酒類で成分を抽出することで、古酒風味の酒類を製造する方法。
【請求項1】
清酒粕を60℃以上80℃以下で加熱したのち、この加熱済み清酒粕に清酒を添加し て、その風味を移行させた後に、固形物を除去することを特徴とする古酒風味酒類の製造法。
その他請求項2項

3321597

多酸・低アミノ酸酒類製造用酵母の育種 【概要】
ブラストサイジンSに対して耐性を有する清酒酵母を分離し、清酒醸造に利用することで多酸・低アミノ酸の清酒を製造する方法。
【請求項1】
サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)に属する酵母を、変異処理 することなく又は変異処理した後、選択培地を用いて多酸・低アミノ酸の酒類を製造することのできる酵母を選択分離するこ と、を特徴とする多酸・低アミノ酸酒類製造用酵母の育種方法。
その他請求項5項

3136332

少酸性酒類製造用酵母の育種 【概要】
オーレオバシジンAを用いて多剤耐性酵母を分離し、当該酵母を清酒醸造に利用することで、親株より酸の低い清酒を生産する方法。
【請求項1】
サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)に属する酵母を、変異処理す ることなく又は変異処理した後、トリコセシン又はオーレオバシジンAを含有する選択培地を用いて少酸性酒類を製造できる酵母 を選択分離すること、を特徴とする少酸性酒類製造用酵母の育種方法。

3094107

高アルコール耐性酵母の育種法 【概要】
醸造用酵母を変異処理をすることなく、または変異処理を施したのち、選択培地として、2−フルオロエタノール含有培地及びイソアミルアルコール含有培地を段階的に用いることで、当該酵母の高アルコール生産及び高アルコール耐性株を短期間で効率的に育種選抜する方法。
【請求項1】
サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)に属する醸造用酵母を、変異 処理することなく又は変異処理した後、2−フルオロエタノールを含有する選択培地を用いて高アルコール生産酵母を選択分離す ること、を特徴とする高アルコール生産酵母の育種方法。
その他請求項6項

3094103

ナシワインの醸造方法 【概要】
西洋ナシ、和ナシ等各種ナシの果実を粉砕した後、ジュースを搾らず、そのままワイン酵母を添加して発酵させると、ナシ果実の特徴香が優れ、色調が鮮やかな赤色を呈するナシワインを製造することができる方法。
【請求項1】
ナシワイン醸造を行う方法において、ナシ果実を破砕し、その一部又は全部を固液分離するこ となく発酵させる工程を包含することを特徴とするナシの果実特徴香に優れたナシワインの醸造方法。
その他請求項4項

3084396

無蒸煮米糠を用いた酒類の製造法 【概要】
無蒸煮の糠及び/または粉砕白米のみ、もしくはこれに少量の麹または酵素材を加え、更に麹と水を加えて酒類を製造する方法。従前の清酒製造設備等を利用でき、低エネルギー低コストで酒類を製造することができるほか、糠や破砕米等の有効利用にも利用できる。
【請求項1】
無蒸煮の米糠及び/又は粉砕白米をそのまま発酵原料とし、麹又は酵素剤による糖化を行うこ となく、低温で発酵させること、を特徴とするアルコール又は醸造酒類を製造する方法。
その他請求項4項

3079254

ブドウ酒の醸造方法 【概要】
ブドウの果梗にはプロアントシアニジン(いわゆるタンニン)が多く含まれているが、青臭さの原因であるメトキシピラジン類も多く含まれる。果梗を蒸して果醪に添加することで、メトキシピラジンは増加させず、ワインのタンニンを増やすことができる方法。
【請求項1】
蒸煮処理したブドウ果梗をブドウ果実のもろみに添加して発酵させる工程を含有することを、 特徴とするブドウ酒の醸造法。
その他請求項4項

3069689

発酵速度を増大させた酵母の育種 【概要】
アニソマイシンを用いて酵母より多剤耐性酵母を分離し、当該酵母を醸造に利用することで、親株より高アルコールを生産する方法。
【請求項1】
サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)に属する酵母を、変異処理するこ となく又は変異処理した後、アニソマイシンを含有する選択培地を用いて多剤薬剤耐性酵母を選択分離し、その中から発酵速度を増大 させた酵母を更に選択分離すること、を特徴とする発酵速度を増大させた酵母の育種方法。
その他請求項5項

3069679

高アルコール生産酵母の育種 【概要】
トリコセシンを用いて酵母より多剤耐性酵母を分離し、当該酵母を醸造に利用することで、親株より高アルコールを生産する方法。
【請求項1】
サッカロマイセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)に属する酵母を、変異処理するこ となく又は変異処理した後、トリコセシンを含有する選択培地を用いて多剤薬剤耐性酵母を選択分離すること、を特徴とする高アルコ ール生産酵母の育種方法。
その他請求項2項

3026200

高濃度アルコール含有もろみを製造する酵母の育種法 【概要】
オリゴマイシンを用いて酵母より多剤耐性酵母を分離し、当該酵母を醸造に利用することで、親株より高アルコールを生産する方法。
【請求項1】
サッカロマイセス(Saccharomyces)属セレビシエ(cerevisiae)に属する酵母より変異処理するこ となく又は変異処理した後、選択培地を用いて高濃度のアルコールを含有するもろみを製造する酵母を選択分離するとこ、を特徴とする高 濃度のアルコールを含有するもろみを製造する酵母の育種方法。
その他請求項9項

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