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独立行政法人 酒類総合研究所の沿革



 当研究所の前身醸造試験所は、明治37年5月9日、古くから伝来の技術のみに頼っていた当時の酒造方法を改良発展させるため、酒類の醸造技術を科学的に研究する国立研究機関として大蔵省に設置され、東京都北区滝野川に誕生しました。昭和34年4月に国税庁の直属研究機関となり現在に至っておりますが、創設以来今日まで一貫して酒類醸造に関する科学的研究を行うとともに、全国の酒造技術者を養成し、我が国の酒類醸造技術の向上・発展に努めてきました。特に、酵母や麹菌などの微生物の分野においては、我が国で最も早くから研究を始めており、現在世界をリードしている我が国のバイオテクノロジーの発展にも大きく貢献してきました。
 昭和63年「国の行政機関等の移転について」の閣議決定を受けて、平成7年7月から醸造研究所と改名するとともに、東広島市での研究活動を開始しました。さらに、中央省庁等改革の一環として、平成13年4月からは、独立行政法人酒類総合研究所として、酒税の適正かつ公正な賦課の実現に資するとともに、酒類業の健全な発達を図り、あわせて酒類に対する国民の認識を高めることを目的に、新たな研究活動を開始し、現在に至っています。

醸造試験所時代の外観
醸造試験所時代
(東京・滝野川)
明治37年 大蔵省醸造試験所として東京都北区滝野川に設置される
   
明治38年 酒造講習開始
   
明治38年 醸造試験所報告第1号を発行
   
明治42年 速醸酒母・山廃酒母の開発
   
明治44年 第1回の全国新酒鑑評会を開催
   
大正2年 しょう油醸造試験、講習を開始
   
昭和18年 大蔵省主税局醸造技術課へ名称を変更
   
昭和20年 大蔵省主税局醸造試験所と改称
   
昭和21年 優良清酒酵母(現:きょうかい7号)の分離
   
昭和24年 国税庁発足、庁酒税課の所轄となる
   
昭和28年 味噌・しょう油醸造部門は農林省へ、アルコール部門は通産省へ移管される
   
昭和34年 国税庁の附属機関となる
   
昭和37年 第1回全国洋酒鑑評会を開催
   
昭和38年 第1回醸造試験所公開講演会
   
昭和46年 泡なし酵母の育種
   
昭和50年 本格焼酎の油臭の原因解明
   
昭和52年 第1回全国本格焼酎鑑評会
   
昭和63年 醸造試験所移転の閣議決定
   
平成7年 移転完了、醸造研究所へ名称を変更
   
平成8年 移転のため中断していた全国新酒鑑評会を再開(第84回)
   
平成13年4月 独立行政法人酒類総合研究所として新たにスタート
   
平成16年5月 創立100周年
   
平成17年 産学連携コンソーシアムにより麹菌の全ゲノムを解読
   
平成26年 赤レンガ酒造工場(東京事務所)が重要文化財に指定
醸造研究所の外観
現 在


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