令和5年度(第29回)清酒官能評価セミナー募集要領

独立行政法人酒類総合研究所では、清酒に関する官能評価の専門家を養成するセミナーを下記のとおり実施しますので、受講を希望される方は下記事項に留意の上、お申し込みください。

募集要領

目的
清酒に関して、その官能的性質の差異の検出、属性の決定、品質の鑑定などの客観的な判断を行うとともに、官能評価結果と製造や貯蔵等に関する知識を組み合わせて意見を述べることのできる専門家の養成を目的とします。
期間
令和5年8月29日(火)から9月1日(金)(4日間)
内容
別紙を御参照ください。
場所
独立行政法人酒類総合研究所(広島県東広島市鏡山三丁目7番1号)
募集人員

20名

ただし、応募者が8名未満の場合は中止することがあります。

応募資格

なお、受講に当たっては化学、生物学、醸造学、統計学の基礎的な知識が必要です。

  1. 大学(短期大学を含む。)の農学・食品・生物系学科卒業以上の経験を有する方
  2. 職業能力開発促進法に基づく酒造技能士2級以上を取得されている方
  3. 当研究所主催の酒類醸造講習(旧・酒類醸造セミナー)、旧清酒製造技術講習を受講済みの方
  4. 公益財団法人日本醸造協会主催の「実践きき酒セミナー」を受講済みの方
受講料
52,400円(税込)
受講者決定の通知

受講の可否については、決定次第文書にて通知いたします。応募資格等を勘案した選考・抽選の結果により受講できないこともありますので、あらかじめ御了承ください。

修了証書

セミナーにおける全てのカリキュラムを修了した方には修了証書を授与します。また、セミナー中に実施する5つの試験(①基本味及びにおいの識別、②酸味及び甘味の差異の検出、③香味強度の順位付け、④においの記述及びその由来、⑤記述的試験法)において、試験毎の合否を記した合格証を授与します。

なお、受講後、科目の再受験により合格証を更新することが可能です。

清酒専門評価者の認定

全ての試験に合格後、申請書を提出し基準を満たした方を清酒専門評価者として認定し認定証を発行します。

なお、申請書には、清酒官能評価分析に関する具体的な取組内容に関するレポートの添付が必要です。

※ 清酒専門評価者
感覚の感受性が高く、清酒の香りや味の多様な特徴を評価するのに一貫して反復可能な能力を有している評価者で、清酒の官能評価分析の経験があるとともに、清酒の製造方法や貯蔵・熟成に関する知識を有している専門家。

正式名称
清酒の官能評価分析における専門評価者
英文名称
Sake Expert Assessor, NRIB
その他
  1. 受講者のうち希望者は、当研究所敷地内の寮(鏡山寮)に入寮できます。
  2. 受講料には、鏡山寮の宿泊費(900円/日、水道光熱費を含む。布団等リース料5,720円は別途必要。)及び食費は含まれません。
  3. 社員教育のために社員を社外の研修へ派遣する場合、社員を派遣した会社に対して助成金が給付される制度(人材開発支援助成金)があります。受講開始1か月前までに手続きが必要となりますので、お早めに各都道府県の労働局へ受講前にお問合せください。

受講お申し込み

申込期限

令和5年6月21日(水)17:00

お申し込み方法

募集は終了しました。

担当者
〒739-0046  広島県東広島市鏡山3-7-1
独立行政法人酒類総合研究所 業務統括部門
山本  裕徳
TEL
082-420-0800(02を選択)