麴菌(黄麴菌及び黒麴菌)の受託分析について

1. 黄麴菌

黄麴菌は、古来わが国の醸造をはじめ、いろいろな食品に用いられており、わが国の豊かな食文化に貢献してきました。平成18年に日本醸造学会は「麴菌」をわが国の「国菌」に認定しております。

詳細は日本醸造協会のホームページをご覧ください。

公益財団法人 日本醸造協会

そこで、菌株が分類学的に黄麴菌( Aspergillus oryzae 又は Aspergillus sojae )に分類されるか否かについて、遺伝子による解析を行っています。分析を希望される方は、以下の問合せ先にご連絡ください。

2. 黒麴菌

黒麴菌は、我が国由来の有用糸状菌であり、その学名が Aspergillus luchuensis となり A. niger とは異なる種であることが明らかになりました。

詳細は研究トピックス「黒麴菌の学名が Aspergillus luchuensis になりました」をご覧ください。

これを受けて、菌株が分類学的に黒麴菌( Aspergillus luchuensis )に該当するか否かについて、遺伝子による解析を平成26年4月1日から行っています。分析を希望される方は、以下の問合せ先にご連絡ください。

また、酒類醸造微生物の受託保存(バックアップ)も受け付けています。

酒類醸造微生物の受託保存について
お問合せ先
独立行政法人 酒類総合研究所 業務統括部門
E-mail
info@nrib.go.jp
TEL
082-420-0800