5585952: エタノールの製造方法

概要

酵母は、ストレス応答転写因子Msn2pまたはMsn4pの機能を喪失することで、清酒製造試験又はエタノール製造試験において、機能が正常な株よりも高い発酵性を示すという知見に基づき、これらのストレス応答転写因子をコードする遺伝子破壊されてなる酵母の遺伝子破壊株を利用してエタノール製造を行えば、エタノール製造の生産性を向上できる。

請求項1

Msn2pをコードする遺伝子及び/又はMsn4pをコードする遺伝子が破壊されてなる酵母の遺伝子破壊株を用いた、エタノールの製造方法。

請求項2

酵母が、実験室酵母、清酒酵母、ワイン酵母、ビール酵母、焼酎酵母、パン酵母及びバイオエタノール酵母からなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の製造方法。

請求項3

実験室酵母がX2180-1A株である、請求項2に記載の製造方法。

請求項4

清酒酵母がきょうかい7号株である、請求項2に記載の製造方法。

請求項5

清酒酵母がきょうかい7号株である、請求項2に記載の製造方法。