EU及び北アイルランド向け輸出ワインに関する証明書の発行について

※本ページは酒類総合研究所が発行する、EU及び北アイルランド※向けの輸出ワインに関する証明書(欧州連合VI1文書)の発行手続きのご案内です。

※【重要】2022年1月1日以降、英国(北アイルランドを除く)に対しては証明書の添付が不要になりました。北アイルランドに対しては、引き続き証明書の添付が必要です

証明書発行までの流れ

EU及び北アイルランド向け輸出ワインの証明及び分析に関するQ&Aをご参照ください。

証明書発行のために必要な証明事項の確認及び分析は、輸出するワインのロット単位※で行います。

EU指令2011/91/EUにおける「ロット」の定義は、以下のとおりです。
「‘lot’ means a batch of sales units of a foodstuff produced, manufactured or packaged under practically the same conditions.」
「ロットとは、実質的に同一条件のもとで生産、製造もしくは瓶詰された食品の販売単位の1回分を意味する(仮訳)」

1. 問合せ

証明書の発行を円滑に行うため、ご依頼前に電話連絡をお願いします。

(082-420-0800(案内に従い「04」を押してください。))

ご依頼の内容を確認し、証明書発行の可否を判断し、結果をご連絡します。

2.書類の作成

上記1の結果、証明書の発行が可能と判断された場合には、以下の様式の作成をお願いいたします。

  • 発行依頼書(Excel,PDF
  • 誓約書(Word,PDF
  • 欧州連合VI1文書(Excel,PDF
  • ワイン等醸造行為に関する表明書(Excel,PDF
  • 発行依頼書添付書類リスト(Word,PDF

3. 書類及び分析用ワインの送付

上記2で作成した書類とともに、輸出先国・地域向けラベル(裏貼り)を貼った分析用ワイン(輸出されるものと同一のワインに限ります。)0.75 L1本を以下の【送付先】に元払いで送付してください(送付箱の上部に「分析用ワイン試料」と朱書きしてください。)。

なお、分析残試料は酒類総合研究所にて廃棄します。返却はできませんのでご了承願います。

送付先
〒739-0046 広島県東広島市鏡山3-7-1
独立行政法人酒類総合研究所 広報・産業技術支援部門(受託分析担当)

4. 受付

送付された分析用ワインが「発行依頼書」の内容と相違がないこと等を確認して受付とします。受付後「受付確認書」をメールでお送りします。

証明書作成に必要な確認及び分析を行い、その結果問題がなければ、証明書を作成します。(証明確認及び分析の概要をご参照ください。)

5. 証明書の発行

欧州連合VI1文書様式によって証明書を、原則として受付日より20業務日以内に発行します。ただし、申込みの集中等により20業務日以内に証明書を発行できない見込みとなった場合には、その旨連絡して協議を行います。

証明書とともに請求書(1件27,600円(税込))と振込用紙を送付しますので、料金の振り込みをお願いします。

なお、同一ロット品の証明書発行及び発行済証明書の再発行については、上記1の「問合せ先」まで電話でお問い合わせください。

6. 証明実績の取扱い

証明の実績(件数、製造者名等)については、欧州委員会や国税庁等の関係行政機関に対し情報提供する場合があります。



最終更新日:令和6年3月29日